中国が外相の昼食会に韓国主要人物100人を「緊急招集」、韓国「韓国を下に見ている」―米華字メディア

Record China    2019年12月5日(木) 11時20分

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4日、米華字メディアの多維新聞は、中国が王毅外相の訪韓に併せて韓国の主要人物100人を「緊急招集」したことに、韓国側から「米国でさえしたことないほど韓国を侮辱するもの」との指摘が出ていると報じた。資料写真。

2019年12月4日、米華字メディアの多維新聞は、中国が王毅(ワン・イー)外相の訪韓に併せて韓国の主要人物100人を「緊急招集」したことについて、「韓国側から『米国でさえしたことないほど韓国を侮辱するもの』との指摘が出ている」と報じた。

記事が、韓国紙・朝鮮日報の4日付報道を引用して伝えたところによると、中国の駐韓大使館はこのほど、韓国の現職・前職の国会議員や高官、企業経営者、報道関係者ら「友好的な人物」100人を、5日の王毅外相との昼食会へ招待した。

この要請は先週から始まったが、一部の人は王外相の訪韓前日になって突然要請を受けたという。

要請を受けた元外交部次官からは、「訪韓を目前にして『私がソウルに行くから昼食の時間を空けておけ』と言わんばかりに通知をするのは、韓国を無視した行為だ」と不満の声が上がっている。

ある企業代表の秘書も、「先週、中国大使館から電話がかかってきて、『来週昼食会があるので出席してほしい』と要請された。すでに決まっていた1カ月分の昼食会の日程を変更しなければならず、困り果てた」という。

外交消息筋は、「中国外相の昼食会に韓国の主要人物100人を3~4日で招集するという発想自体が韓国を下に見ていることを現している。中国側が意図しているのかどうかは分からないが、いずれにせよ侮辱的な人集めと受け止められる可能性がある」と語った。

米国の場合は、国務長官はもちろん大統領でも、韓国の主要人物100人を3~4日で「緊急招集」して催しを行った事例はないという。中国大使館関係者は、「王外相の訪韓は最近になって確定したため、実務担当者たちが慌てて準備することになった」とし、外交日程上やむを得ない面があることを理解してほしいとの立場だという。(翻訳・編集/柳川)

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