中国人より激しい韓国人の反日感情=政府は欧米へのアピール、中国との連携狙う―中国メディア

Record China    2013年9月6日(金) 9時24分

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5日、中国網(チャイナネット)は、韓国人の反日感情は中国人よりも激しいと伝える記事を掲載した。資料写真。

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2013年9月5日、中国網(チャイナネット)は、韓国人の反日感情は中国人よりも激しいと伝える記事を掲載した。以下はその内容。

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韓国で生活して直観的に感じるのは、韓国人の反日感情は中国人よりも強いということだ。

最近のサッカーアジアカップの韓国対日本の試合の例がある。韓国と日本のサポーター同士で直接の衝突はなかったが、日本人が旭日旗を振り、韓国人が「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた横断幕や、抗日の英雄李舜臣伊藤博文を刺殺した安重根らの肖像画を掲げていたのは相当に目障りであった。

韓国も中国と同じく、毎年8月15日は必ず右翼による靖国神社参拝や慰安婦問題がニュースの焦点になる。中国と異なるのは、韓国ではその日が「光復節」と呼ばれ、全国的な祝日として国会議員から一般市民に至るまで、全国津々浦々で記念活動が行われることだ。このことからも、日本の歴史認識問題に対する韓国の反応が、中国のそれとは比べ物にならないほど激しいものであることがわかる。

中国政府が控えめなのとは異なり、韓国の政界は靖国神社参拜などの歴史問題には極めて敏感だ。また、中国の民間における対日感情の「草の根」的色彩と比べると、韓国人の民族情は秩序立ったもので、よりいっそう組織化されている。同時に、韓国人は国際社会にも注意の目を向け、特に欧米をはじめとする先進国に慰安婦や植民地の歴史における正義の立場を発信している。

もちろん、今の韓国の反日感情は単独の出来事ではなく、近年における韓国の国力の増強、国際的地位の上昇を反映したものだ。2013年以降、韓国与党のセヌリ党議員が、日本の歴史問題に対する強硬な態度に抗議する声明への共同署名を中国に呼びかけている。ただ、このような提案が即座に政策に採用されるわけではなく、少なくとも多くの韓国人は内心で「中韓連携」に期待の種をまいてしまっているのである。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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