「席に名前でも書いてあるんですか」=不機嫌な女性が他人の座席に居座り―中国

Record China    2019年12月5日(木) 19時40分

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中国では地下鉄や高速鉄道などで座席を占領する騒ぎがたびたび起きているが、今月1日にも鉄道で若い女性が他人の席に居座り続けるという事態が起こった。

中国では地下鉄や高速鉄道などで座席を占領する騒ぎがたびたび起きているが、今月1日にも鉄道で若い女性が他人の席に居座り続けるという事態が起こった。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で人民網などの中国メディアが伝えた。

投稿によると、同日、妻子とともに河南省の開封から鄭州へと向かう列車に乗った王(ワン)さんは、自分が購入した通路側の席に若い女性が座っているのを発見。女性の本来の席は3人掛けの中央の席だったため、王さんは「僕の席なので代わってもらえますか」と頼んだが、女性は移動する素振りを見せなかったという。

王さんはその後も10分間程度にわたり「自分の席に座ればいいじゃないか」「僕はこの席のチケットを購入して、持っているんですよ」などと語りかけ説得を試みたが、女性は不機嫌な様子で「席に名前でも書いてあるんですか」「三つ並んだ席のどこに座ろうが一緒でしょ」などと反論した。

その後、駆けつけた乗務員が女性に「管理システムのリストに入れますよ」「警察を呼びますよ」などと警告したが、それでも応じなかった。それまでの間、王さんはずっと女性の様子を撮影し続けていたと見られるが、女性は無視と反論を続けた。最終的に、その場にいた別の客が窓際の自分の席を女性に譲り、女性はそこに移っていったようだ。

人民網は投稿で「マナーも地に落ちた」と女性を批判。中国のネットユーザーからも、「言葉も出ない」「見ているだけで腹立たしい」「恥というものを知らないのか?」などと非難が殺到。報道で女性の顔にモザイクがかけられていることについて「隠してやる必要はない」と憤慨する声も見られた。

このほか、「乗務員たちはもっと強気に出てもいい」「法律による取り締まりが甘いからこういうことが起きるんだ」など、座席占領への対処そのものを見直すべきとの声も上がった。(翻訳・編集/岩谷)

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