2019年11月29日、韓国KBSワールドラジオの中国語版サイトは、「10月の韓国の生産、消費、投資がそろって減少した」とし、「産業活動の3つの指標がそろってマイナスとなるのは2月以来、8カ月ぶり」と報じた。

記事は、韓国統計庁が29日発表した10月の産業活動動向について伝えた。

それによると、産業生産は前月比0．4％減少した。サービス業と建設業は増加したが、自動車や電子部品などの鉱工業生産が減少したことによるもので、統計庁は、セダン型車両の生産減少とグローバルで供給過剰なTV用LCDなどの表示パネルの生産減少が影響を及ぼしたと説明している。

消費動向を示す小売販売は、衣服や乗用車などの販売減少により前月比0．5％減少した。統計庁によると、比較的穏やかだった天候の影響で冬物衣類の販売が不振だった。

設備投資については、自動車などの輸送機器の投資は増加したが、機械投資が減り、前月比0．8％減少した。（翻訳・編集/柳川）