僧侶による消防隊が誕生―安徽省九華山

Record China    2007年5月1日(火) 0時58分

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2007年4月24日、安徽(あんき)省の九華山で「僧侶消防隊」による消防訓練が行われた。九華山は中国仏教四大聖山の一つで、大小90もの寺院がある。山奥にある寺院には消防車が入りにくいため、万一の火災に備えて僧侶消防隊が結成されることとなった。

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2007年4月24日、安徽(あんき)省の九華山で「僧侶消防隊」による消防訓練が行われた。

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九華山は中国仏教四大聖山の一つで、大小90もの寺院があり、その大部分が国や省の重要文化財に指定されている。木造の古い寺院が多く、山の奥深くに消防車が入るのは難しいため、火災発生時の被害は計り知れない。***

そこで、九華山の公安部・消防隊・宗教協会が話し合った結果、万一の火災発生に備えて九華山僧侶消防隊を結成することとなった。各寺院から選ばれた僧侶40名が3日間に渡り消防訓練を受け、消化理論の学習や消火活動の実地演習などを行った。

僧侶たちを指導した消防隊員は「僧侶の消防隊を作るのは大変なことだが、この3日間の訓練で大分良くなった。万が一火災が起きても対応できるだろう」と話した。僧侶消防隊は今後も演習を重ね、各寺院の消防安全任務を担うこととなる。(翻訳/編集・藤野)

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