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「日本人の素養なんて実はこんなもの」=中国のネットに日本の“悪いところ”投稿が相次ぐ

配信日時:2020年11月7日(土) 19時20分
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中国版ツイッターと呼ばれる微博上で最近、実際の日本や日本人を紹介する投稿が相次いでいる。

中国版ツイッターと呼ばれる微博(ウェイボー)上で最近、実際の日本や日本人を紹介する投稿が相次いでいる。

日本に滞在中で13万のフォロワーを持つあるアカウントは6日、「日本人はいつも中国の悪い部分を撮影したがり、中国人が日本に来ると日本の良いところを選んで発信する。今日は逆に、皆さんに日本の公共の場所の温水洗浄便座の“非安全性”を紹介しよう」とし、東京都内や秋田県のトイレで撮影したとする数枚の写真を掲載した。

写真には、表面の部分は非常に清潔なものの、便座の裏や洗浄用のノズルに長期間掃除されていないかのようにかびや汚れがこびりついている様子が写っている。投稿者は「外出先でお尻を洗うのは、衛生面、安全面で注意しましょう」と呼び掛けている。

3万強のフォロワーを持つ別のアカウントも同日、新幹線に乗車した際に見た光景についてつづった。「人混みを避けるために早朝の新幹線に乗った。おそらく出張か何かで乗っていたとみえる近くの席のサラリーマンは、靴を脱いで前の座席の背もたれに置いていた」と報告。「日本人の素養なんて実はこんなもの。日本で長距離移動するときはいつもこういう光景を目にする」とし、「でも私たち中国人が中国語を話して靴を脱いでいたら、きっと中国人の素養は低いなどとたたかれるのだろう」と訴えている。

中国のネット上では最近、こうした投稿や記事が増加傾向にある。先日にはコンビニエンスストアの前の路地に大量のたばこの吸い殻が落ちていたり、大量の空き缶や空き瓶が放置されていたりする動画が掲載された。この動画の投稿者も、「中国国内で持ち上げられているほど実際の日本の街はきれいではない」と訴えたかったようだ。

また、日本在住の中国人が開設したセルフメディアの「中日頭版」は、「訪日客が激減して初めて、外国人が日本で長い間、無実の罪を着せられていたことが分かった」とする記事で、新型コロナウイルスの影響で中国人ら外国人観光客が激減している中にあっても、一部の街ではポイ捨てされるごみの量が減っていないことなどを紹介した。同記事は、外国人観光客に問題があることは認めつつ、「観光公害」をすべて外国人の責任にすることに疑問を投げかけている。

中国のネット上では、以前から美辞麗句を並べて日本や日本人の、特に衛生や教育をおおげさに持ち上げる記事や文章が出回ってきた。書き手にとっては真実なのだろうが、半ば神格化されたイメージを持って訪日した人の中には、実際に体験した出来事とのギャップを感じる人たちも増えているようだ。また、日本国内で問題が発生した際には、中国のネット上でもその元凶が中国人観光客ではないかとする指摘が頻繁にあったが、コロナの影響で観光客が激減した今、日本国内の問題は日本人の問題として認識されるようになったこともある。このほか、中国でも都市部を中心に衛生面やマナーがある程度向上し、「日本よりも大きく後れているわけではない」という自信を持ち始めたことも背景にありそうだ。(翻訳・編集/北田

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