10月の香港訪問者数が激減―中国メディア
配信日時:2019年12月1日(日) 15時50分

拡大
香港観光発展局が発表した10月の観光データによると、香港訪問者数は下げ幅が一層拡大し、前年同期比43.7%減の331万人となった。特にタイ、韓国、ベトナムからの訪問者数がともに約60%減となり、中国本土からの訪問者数も46%減の251万人だった。
香港に宿泊した旅行客数は46.1%減の136万人だった。中国本土からの宿泊客数は90万人にとどまり、下げ幅は48%に達した。今年1月から10月までの香港訪問者数は4.7%減の約5000万人となった。
香港観光発展局は、訪問者数が減少した理由について、「民衆による活動」が続いていることや、昨年10月は広深港高速鉄道と港珠澳大橋が開通した影響で香港訪問者数が大幅に増加していたため、今年は下げ幅が大きくなったと分析している。またこの先も下げ幅が続くことが予想されるとしている。(翻訳・編集/山中)