北京市、2020年5月から生活ごみの強制分別開始へ―米華字メディア

Record China    2019年11月28日(木) 23時20分

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28日、米華字メディアの多維新聞は、中国・北京市で2020年5月1日から、生活ごみの強制分別政策が全面的に推進されると報じた。資料写真。

2019年11月28日、米華字メディアの多維新聞は、中国・北京市で2020年5月1日から、生活ごみの強制分別政策が全面的に推進されると報じた。

記事は、中国国営新華社通信の報道を引用し、27日の北京市第15期人民代表大会常務委員会第16回会議で「『北京市生活ごみ管理条例』改正に関する北京市人民代表大会常務委員会の決定」が採択されたことを紹介。「これにより、北京市では2020年5月1日から、生活ごみの強制分別が始まり、規定に違反して生活ごみを分別せずに投棄した個人や企業には、罰金が科せられることになる」と報じた。

記事によると、生活ごみは「台所ごみ」「回収可能なごみ」「有害ごみ」「その他のごみ」にそれぞれ分別し、該当するラベルの付いた集容器に投棄しなければならない。

個人がごみ分別規定に違反し、関連当局の注意に従わず、再び規定に違反した場合、50~200元(約778~3114円)の罰金が科せられる。

また、都市管理総合法律執行部門による改善命令に従わず、再び規定に違反した企業には、1万~5万元(約15万5000~77万8000円)の罰金が科せられる。

記事は、「上海市では今年7月1日から生活ごみの強制分別が開始され、同市は中国で初めて当該政策が実行された都市となった。中国では今後、多くの重点都市で当該政策が実施されることになる」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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