カナダの番組キャスターの中国に関する発言が物議―中国メディア

Record China    2019年11月30日(土) 9時10分

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27日、北京晩報は、カナダのテレビ番組キャスターによる中国に対する発言が物議を醸していると報じた。写真はファーウェイ。

2019年11月27日、北京晩報は、カナダのテレビ番組キャスターによる中国に対する発言が物議を醸していると報じた。

記事は、26日に放送されたカナダの時事評論番組で、キャスターが「これはわが国の安全に関わること。中国政府にわが国に関するデータを取得させてはならない」とし、「カナダではファーウェイ(華為技術)の技術を使用すべきでないとも主張した」と紹介。「3分間の番組の中で、キャスターは何の証拠も出すことなく、ひたすら『カナダ政府は事実をはっきり認識せよ』と叫んでいた」と伝えている。

そして、このキャスターの発言に対して、中国国外のネットユーザーから「いや、はっきり認識すべきはあなたの方だ。被害妄想症か何かか?」「意図的なミスリードでなければ、自分が自分に洗脳されているのだ」といった批判的なコメントが寄せられた、と伝えた。

記事は、キャスターの発言の背景として、数日前に米国のロバート・オブライエン国家安全保障問題担当大統領補佐官が安全保障に関する会議でカナダに対して「もしファーウェイの5G技術を使うのなら、ファイブ・アイズ(米・英・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの5カ国による諜報協定)から追放する」と警告したことがあると主張した。

一方で、同補佐官の警告に対してカナダのハルジット・サージャン国防相が「時間をかけなければ、存在し得るすべての脅威について正しく分析できない」と語り、「中国とカナダの協力には試練も存在するが、これはまさに両国が手を携えるチャンスだ」述べたことも併せて伝えている。(翻訳・編集/川尻

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