「書を通じて自然、愛情、真心を伝える」―愛新覚羅一族の著名書家・金偉國書道展が東京で開催

Record China    2013年9月2日(月) 13時20分

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31日、中国・清王朝の愛新覚羅氏の一族で、書家、画家として世界的に著名な金偉國氏が来日し、東京で書道展を開催した。書や絵画約100点が展示され、揮毫も行われた。写真は揮毫する金氏と展示された作品。

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2013年8月31日、中国・清王朝の愛新覚羅氏の一族で、書家、画家として世界的に著名な金偉國氏が来日し、東京都中野区の「中野ゼロ」で書道展を開催した。金氏は雄大かつ洒脱な「形韻書法」と「雪花書法」を生み出し、作品は「流れ動く芸術」と称される。

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会場には、書や絵画約100点が展示され、2回にわたって揮毫も行われた。金氏は会場に詰めかけた大勢の愛好家を前に、「人は生まれ降りた時から母や自然の愛情により育まれている。その一生は食べるために存在しているわけではない。生まれて死ぬまでの過程が大事であり、大切なのは真心である。この心を信じあうことによって、自信にもつながっていく。私は書を通じてこの考えを日本、中国はじめ全世界の方々に伝えたい」と語っていた。

金氏は1949年生まれ、9歳から書道、水彩画を始め、詩人、哲学者、写真家としても活躍。80年代にオーストラリアに移住。現在、オーストラリア・中国文化経済発展促進会会長を務める。作品集に「金偉國書法精品集」「金偉國七言絶句千首」など多数。英ケンブリッジ国際伝記センター(IBC)、米国際伝記研究所(ABI)の1996〜97年度「国際名人賞」「国際1000人優秀知識人賞」に選出されている。

広く各方面の長所を取り入れ、剛直な魂と博愛平等の心によって、伝統的な書法から抜け出し、独特の書法である「形韻書法」と「雪花書法」を生み出した。その書は勢いがあって雄大かつ洒脱。雪の花が舞っているように生き生きとしており、「流れ動く芸術」と称される。中国気功養生センター(03−5306−1891)で販売会が開催されている。(取材・編集/SK)

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