恋人と日本旅行の資金得ようと強盗殺人、1審で死刑判決―中国

Record China    2013年9月2日(月) 12時13分

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1日、男が日本へ旅行に行くための資金を得ようとして強盗殺人を犯した事件で、死刑、政治権利の終身剥奪の上、個人的な財産のすべてを没収する判決が下された。資料写真。

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2013年9月1日、法制晩報によると、中国人の男が恋人と日本へ旅行に行くための資金を得ようとして強盗殺人を犯した事件で、中国の現地裁判所が一審で死刑、政治権利の終身剥奪の上、個人的な財産のすべてを没収する判決を下した。

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男は河北省出身、29歳の王[王路](ワン・ルー)。中国電信(チャイナ・テレコム)でエンジニアをしていたが、2012年1月から理由なしに3日間仕事を欠勤したことで解雇された。事件を起こしたのは解雇された6日後だった。配達員を装って73歳の老人が住む家に侵入した。事前に用意していたエーテルを使って犯行を試みたが抵抗され、テーブルの上にあったナイフで老人を刺殺。現金1万1000元(約17万6000円)を奪って逃走したが、翌日逮捕された。

恋人との日本旅行が決まっていたが、ツアー代を払ったら手元にお金が残らなかったため、お金を盗むことにしたという。犯行の対象はあらかじめ調べて決めていた。

王は犯行を自供していたが、裁判では老人に反抗されたため偶然殺害してしまったと話し、殺害の意思を否定して供述を覆した。弁護士は男が初犯であることも主張したが、罪は軽くないとして判決は死刑。裁判所はさらに葬儀費用3万元(約48万円)余りを賠償するように判決を下した。遺族は51万元(約816万円)余りの賠償と厳罰を求めていた。(翻訳・編集/岡田)

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