西安空港で韓国機、操縦士の英語力不足であわや事故=操縦士を「空港への接近禁止」処分に―中国

Record China    2013年9月2日(月) 10時50分

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31日、大韓航空の旅客機が西安空港への着陸時に意思疎通の失敗により事故寸前の状態となっていたことが明らかになった。操縦士には1年間西安空港への接近を禁止する処分が下され、大韓航空は操縦士の英語力向上を求められた。写真は大韓航空機。

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2013年8月31日、中国民用航空局は、大韓航空の旅客機が西安空港への着陸時に意思疎通の失敗により事故寸前の状態となっていたことを明らかにした。同局は、操縦士には1年間西安空港への接近を禁止する処分を科した。大韓航空には会社として操縦士の英語力向上を図るよう求めた。韓国・聯合ニュースが伝えた。

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中国民用航空西北区管理局の公式サイトによると、8月19日、韓国清州市発中国西安行きの大韓航空KAL9831便が、咸陽国際空港への着陸時に管制塔が指示した右側の滑走路ではなく、左側の滑走路に着陸しようとした。警告を受けて右側の滑走路に方向転換したため、事故は免れた。

中国民航局が、録音された管制塔と操縦士との会話を分析したところ、操縦士が管制塔の指示を誤解していたことが判明した。民航局は当該機の正副操縦士に対して、1年間西安空港に接近してはならないという処分を決定した。また、民航局は大韓航空に対し、操縦士の英語力向上を要求した。

これについて大韓航空は、管制塔と操縦士のコミュニケーションに問題があったことを認めたが、操縦士だけのミスではないと主張している。大韓航空側は、操縦士は左側に着陸する旨を復唱して確認したが、警告発出の前に管制塔側から問題ありとの連絡はなかったと述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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