Record China

ヘッドライン:

中国の玩具工場はまねされることを恐れない―仏メディア

配信日時:2019年12月2日(月) 8時0分
拡大
2019年11月26日、中国紙・環球時報は、フランスTF1の報道を引用し、中国の玩具工場は海外移転するかについて考察する記事を掲載した。

記事は、「サンタクロースの故郷から遠く離れているとはいえ、中国は紛れもなくクリスマス関係の玩具製造の中心である。広東省には多くの玩具工場があり、世界中の400億個の玩具を製造している」と伝えた。

その上で「しかし、中国の工場での製造コストは上昇し続けており、東南アジア諸国が中国の工場のライバルになってきている。一部の企業は安い労働力を求めて海外移転を決定しているが、多くの企業はイノベーションと高い品質によって、かつての模倣する側から模倣される側へと変化している」とした。

ある玩具工場の責任者は、「ベトナムやラオス、タイなどの労働者の月給は150ユーロ(約1万8000円)ほどだが、技術や経験が中国には及ばない。また、東南アジア諸国の多くはインフラが整っておらず、素早く輸出することが難しい」と語ったという。

記事は、「中国企業にとって圧力となっていることは、東南アジアの玩具工場が中国の玩具製品を模倣し、さらに安い価格で販売していることで、これが中国企業の技術革新を促進している」と指摘。上述の工場責任者は、「われわれが模倣されているということはよく分かっている。しかしわれわれはさらにその一歩先を行っている」と語ったという。この工場では専門の研究開発センターを設立し、70人以上の高学歴の人材を招いて製品開発に取り組んでおり、今年だけで50種類以上の新商品を開発したという。

このほか、「中国の工場は欧州以上に厳しい品質基準を定めている。例えば、上述の工場では独自の実験室で、玩具の耐圧性能などを計測しており、模倣頼みで利益を得ている東南アジアの工場にはこのような研究開発や実験能力はない。そして革新的な中国の工場は、アイデアと品質で顧客の信任を勝ち得ている」と結んだ。(翻訳・編集/山中)
【コラムニスト募集】
中国や韓国の専門知識を生かしませんか?レコードチャイナではコラムニストを募集しています。どしどしご応募ください!応募はこちら

【日中WeChat交流広場オープン】
新たに交流の輪を拡げませんか?どしどしご参加ください! WeChatの掲載希望も大歓迎! あなたの活躍を探している日本や中国の人とつながりませんか?サイトはこちら

関連記事

厳選!ザ・ワールド動画

ランキング