オークションに日本人所蔵の中国美術逸品が出品へ、唐の仏頭は予想落札価格2.5億円―香港

Record China    2013年9月1日(日) 13時30分

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30日、香港で10月に開催されるオークションに日本の古美術品コレクター・坂本五郎さんの個人コレクションが初めて出品される。写真は唐の時代の仏頭で、予想落札価格は2000万香港ドル(約2億5000万円)。

2013年8月30日、香港コンベンション&エキシビジョンセンターで10月4−8日、サザビーズ香港の秋季オークションが開催され、8日には3つの個人コレクション特集を行い、中国工芸品を中心にセールされる。今回のオークションには400点以上の作品が出品され、その予想落札価格は計7億5000万香港ドル(約95億円)に上る。人民日報が伝えた。

今回のオークションには、古美術商店「不言堂(ふげんどう)」の初代社長で、古美術品のコレクターとして有名な坂本五郎さんの個人コレクションが初めて出品される。うち史上最も価値がある仏教芸術品として最も注目されているのが、唐の時代(618−907)の仏頭像で、予想落札価格は2000万香港ドル(約2億5000万円)。

また、これまで公開されたことのない日本の中国美術品として、瓷器を中心とする「京都蔵清朝御窯瓷器」が出品される。さらに、清の第6代皇帝・乾隆帝の長寿を祈って制作された「清乾隆 豆青釉浮彫瑞蝙双魚『百寿』図如意耳瓶」も目玉だ。また、1981年に当時サザビーズ社会長だったジュリアン・トンプソン氏(故)が出品した明成化朝(1465−87年)と呼ばれる時代の瓷器も注目されている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/TF)

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