世界3大投資家ロジャーズ氏が「文大統領の見方は間違い」と指摘、その理由は…

Record China    2019年11月27日(水) 6時30分

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25日、韓国・イーデイリーによると、世界3大投資家のジム・ロジャーズ氏は、文在寅大統領の「東南アジア諸国連合(ASEAN)は漸進的に発展している」という見方は「間違っている」と指摘した。写真はロジャーズ氏。

2019年11月25日、韓国・イーデイリーによると、世界3大投資家のジム・ロジャーズ氏が、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の「東南アジア諸国連合(ASEAN)は漸進的に発展している」という見方は「間違っている」と指摘した。その上で、「ASEANはすでに私たちの想像よりずっと急速に発展し、世界の中心となりつつある」と評価したという。

ロジャーズ氏は同日に釜山BEXCOで開かれた韓国・ASEANのCEOサミットに出席し、基調演説を行った。上記の発言は、それに先立ち文大統領が祝辞で「ASEANの漸進的発展」に言及したことを受け、ロジャーズ氏が「それよりもっと速く発展中」だと強調したものだという。記事は「文大統領の発言を介して、ウィットのある表現をしたもの」だと説明している。

また、ロジャーズ氏は「朝鮮半島は世界で最も興味津々な場所」だとし、「10~20年で38度線は崩壊するだろう」と見通した。朝鮮半島で実現された平和は「東アジアだけでなくASEANにも大きく影響する」との見方も示したという。記事は「ASEANの発展に、朝鮮半島の統一が大きな役割を果たすことになるとの予想」だと伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「文大統領が正しいことを言ったのを探す方が難しい」「間違いどころじゃなく、落第点」「皮肉じゃなくて、真剣に分からないから聞くんだけど、文大統領の功績って何がある?」など、文大統領を批判するコメントが殺到している。ただ、これに対し「『漸進的に発展している』という発言に触れて、『それは違うよ、もっと速い速度でもう発展しているよ』と言っただけ」「悪意のあるコメントを書いている人たちは記事をしっかり読むべき」などの反論も寄せられている。

また、「この人は韓国をドイツと同じだと思っているようだ。韓国の現代史を知り、アジアの文化を理解していれば、正直、南北統一は難しいと思うのでは」「ロジャーズ氏は南北統一と騒ぐのをやめてほしい」「ロジャーズ氏を呼んでくるのに国民の税金をいくら使ったのか」などのコメントも出ている。(翻訳・編集/麻江)

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