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元KARAのク・ハラさん自殺、SNS上の悪質コメントが影響?「処罰強化が急務」と韓国紙

配信日時:2019年11月29日(金) 18時40分
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人気アイドルガールズグループ「KARA」出身の歌手ク・ハラさんの自殺は、SNS上での誹謗(ひぼう)中傷などの悪質なコメントが影響を及ぼしたとみられている。同様の理由で芸能人が自ら命を絶つケースが相次いでいることから、韓国紙は「犯罪認識持たせる処罰強化が急務」と訴えた。

ク・ハラさんの死について、ハンギョレ新聞は「死亡直前にも…SNSまで追いかけた悪質なコメント」との記事を掲載。「歌手のソルリに続きク・ハラまで、芸能人が相次いで命を絶ったことで、悪質なコメントに対する対策作りを急げという声が高まっている」と述べ、「2000年以降から、無念にも命を絶った芸能人は約40人に上る。かつては生活苦などの理由が多かったとすれば、インターネット文化が活発になってからは、悪質なコメントが心を傷付ける主な原因となっている」と続けた。

記事によると、悪質コメント対策としてはポータルサイトも自浄作業に取り組み、カカオダウムはソルリの死をきっかけに、芸能記事のコメント機能を廃止した。一方でネイバーは「クリーンボット」で不快な中傷が含まれたコメントを自動的に隠すフィルタリングを強化しただけで、批判にもかかわらずコメント機能はそのまま維持している。

さらに「最近はポータルよりはSNSでファンとコミュニケーションする芸能人が増え、むしろ悪質なコメントの中心はSNSに移った。実際にク・ハラのSNSには死亡5時間前にも悪質なコメントが書き込まれていた」と言及。ある芸能事務所の関係者の「ポータルのコメントは事務所が自主的に見ないように注文できるが、SNSに書かれるコメントは見るなとは言えない」の話を紹介した。

芸能マネジメント協会のソン・ソンミン会長は、ハンギョレとの電話インタビューで「禁止語を多く作るなどインターネット上の悪質コメント防止法を制定して処罰を強化し、これが犯罪だという認識を植え付けることが重要だ。法・制度補完に向けて政界の関心が必要だ」と強調したという。

中央日報はク・ハラさんに触れた記事で「韓国の自殺率は経済協力開発機構(OECD)加盟国で最悪だ」と指摘。「韓国が『自殺率1位の国』という汚名をそそぐには、自殺に対する社会的認識が変わらなければならない。人生を自ら放棄することがどれだけ悪い選択であり、社会に悪影響を与えるのか、子どものころから教育しなければならない。自殺後に美化されたり、ひいては英雄視されたりする社会的風土では自殺は防げない。有名人の自殺をめぐって『かわいそうだ』というニュースばかり競い合うように発信するメディアも問題だ」と警鐘を鳴らした。(編集/日向)
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