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元KARAのハラさんは、最後の被害者ではない―中国メディア

配信日時:2019年11月26日(火) 13時10分
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中国中央テレビ(CCTV)は25日、韓国のアイドルグループ・KARAの元メンバーであるク・ハラさんの死を受けて、「彼女は最後の被害者ではない」と題した記事を掲載した。

ハラさんは24日午後6時ごろ、ソウル市内の自宅で遺体で発見された。現場では手書きのメモが見つかり、警察はそこに「身辺を悲観する内容が含まれていた」と発表した。ハラさんは、昨年9月に交際相手への暴行容疑で取り調べを受ける一方で、リベンジポルノ被害を受けたことを明かし、今年5月には自殺未遂騒動を起こしていた。

記事は、ハラさんの死後、韓国大統領府の「国民請願掲示板」に掲載された加害者中心的な性犯罪量刑基準の再整備を求める請願に、大統領府の回答基準を超える20万人以上からの同意が集まったことを伝えた。

続いて、11月25日は国連が定める「女性に対する暴力撤廃の国際デー」であることに言及。2015年には国連が「女性の3分の1以上がそれまでの人生のうちのどこかで肉体的、または性的な暴力の被害を受けたことがある」と発表したことを紹介した。

そして、「暴力の被害者は決してハラさんだけに留まらない」と指摘。アントニオ・グテーレス国連事務総長のスピーチの一節を引用して、「被害者は私たちのすぐそばにいる。それはあなたの家族かもしれないし、同僚や友人かもしれない。もしかすると、それはあなた自身かもしれない」と論じた。

記事はさらに、中国では2001年に「不要和陌生人説話(Don’t Respond To Strangers)」という映画を通してドメスティック・バイオレンス(DV)に対する認識が広まったこと、16年3月1日には「反家庭暴力法」が施行され、その後全国各地で具体的な対策が取られるようになったことを説明した。

一方、世界各地では女性の暴力被害が後を絶たないことも指摘。「今年、フランスではDVにより116人の女性が死亡した。3日に1人がパートナーによって殺されていることになる」「豪州では19世紀以降、女性や子どもに対する殺人事件が1880件発生した」などと報じたほか、こういった現状を受けて世界各地で女性を主体とするデモやキャンペーンが行われ、一部では改善に向けた動きが取られていることを伝えた。(翻訳・編集/岩谷)
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