ビクトリアハーバーに助っ人的存在の新フェリーが登場

フライメディア    2019年11月28日(木) 21時50分

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香港政府は11月20日よりホンハム(九龍側の日本人も多く居住するエリア)と湾仔(香港島の商業地区)、及び九龍城(九龍側の旧国際空港があった近辺の下町エリア)と湾仔を結ぶフェリーの無料運航を行い始めた。

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警察とデモ隊の間で大規模な衝突が続いている香港。この衝突により、香港島と九龍エリアを結ぶ大きな役割をしているホンハムの海底トンネルが不通となっている。またMTR(地下鉄)の運行も不安定な状態にある中で、政府は11月20日よりホンハム(九龍側の日本人も多く居住するエリア)と湾仔(香港島の商業地区)、及び九龍城(九龍側の旧国際空港があった近辺の下町エリア)と湾仔を結ぶフェリーの無料運航を行い始めた。

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今までビクトリアハーバーの両岸を結ぶフェリーとして活躍していた主なフェリーと言えば、観光客の足としても人気のスターフェリーであった。そこに、ホンハムトンネルが復活するまでの期間限定とはなるが、新しい路線が登場をした事になる。

この新路線のフェリーは平日の通勤時間は20-30分に1本、そして平日の昼間及び土日は1時間に1本程度の割合で両岸を結ぶ。無料のフェリーとあって、乗船するにはかなり待つ必要がありそうだ。しかし、限られた移動方法で生活をしている市民にとっては、ありがたいサービスとなっている。

九龍城行きのフェリーが出航する湾仔側の乗り場は、九龍半島に向かって、コンベンション&エキジビションセンターの先端のあたり。また、ホンハム行きはコンベンション&エキジビションセンターの左手奥となる。コンベンション&エキジビションセンター周辺へ行くと、乗り場を示した案内をところどころに見つけることができる。

このフェリー、トンネルなどの交通網が安定をするまでの暫定的なものとはなるが、暫くは香港居民の足として活躍をしてくれることになりそうだ。(提供/フライメディア)

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