聖火拒否、むかついた陳総統の「鶴の一声」?―台湾

Record China    2007年4月29日(日) 17時53分

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このほど台湾当局は「台湾を矮小化している」との理由で正式に北京オリンピック聖火の台湾通過を拒否する発表を行った。今回の決定は陳総統の「鶴の一声」によるもの、というのがもっぱらの噂だ。写真はデザインが発表されたばかりの聖火のトーチ。

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このほど台湾当局は「台湾を矮小化している」との理由で正式に北京オリンピック聖火の台湾通過を拒否する発表を行った。今回の決定は陳総統の「鶴の一声」によるもの、というのがもっぱらの噂だ。来年聖火が通過する時期と総統選挙の時期がかなり近いため、少しでもオリンピックがもたらす影響を避け、勝利を確実にしたいという政治的判断があったようだ。

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聖火の台湾通過は台湾オリンピック組織委員会などの間でほぼ決定的となっていたが、急転直下、拒否となったのは、陳総統の耳に入ったのが本決まり直前の4月中旬だったため、気に食わなかった、との説もささやかれている。

一方で、台湾の民衆は決定にがっかりしていることがわかった。中時電子報のアンケート調査によると、政府の決定を支持は13.5%だったのに対し、反対は74.1%。聖火がちょっと走るくらいで何を大騒ぎしている、と批判的な声が多く寄せられた。(翻訳編集・WF)

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