中国で人気の日本人俳優・矢野浩二、「日本兵専門」とバラエティーは卒業―中国

Record China    2013年8月30日(金) 19時50分

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28日、中国で活躍する日本人俳優の矢野浩二が、所属事務所との再契約調印式に登場。今後の活動について、俳優業に専念することを語った。

2013年8月28日、中国で活躍する日本人俳優の矢野浩二が、所属事務所との再契約調印式に登場。今後の活動について、俳優業に専念することを語った。新浪網が伝えた。

2001年に中国の芸能界に飛び込み、すでに10年以上経つ。28日、所属事務所の北京金色池塘公司との再契約調印式に臨んだ。

2002年のドラマ「記憶の証明」以降、出演作は戦争ドラマがメーンで、「日本兵専門俳優」と呼ばれてきた。しかし、人気バラエティー番組「天天向上」に司会者の1人として抜擢されてからは、新たなファン層を獲得。残念ながら「天天向上」については昨年9月、尖閣諸島問題で出演が差し止められたまま、復帰することなく姿を消したと言われる。しかし、調印式の会見で矢野自身が語ったところによると、番組に復帰しないのは「俳優業に専念するため」だという。

同社を率いるヤン・ヤン(楊陽)監督は、「日本兵専門俳優」をすでに卒業した矢野について、個性に合わせた主演ドラマを用意すると公約。風格を備えたヒーロー的なキャラクターを与えたいと将来への期待感を含めて語っている。

苦労の多かったこの10年間だが、中国人女性と結婚して娘にも恵まれ、幸せな家庭を築いてきた。娘は中国国籍だが、今後もずっと中国で暮らしていくため、生活上の利便性を考えて日本国籍を選ばなかったと語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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