中国ネットユーザーが暴徒の被害者となった香港の人への寄付呼びかけ

人民網日本語版    2019年11月22日(金) 16時40分
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香港地区ではこのところ、一般市民が被害を受ける暴力事件が数多く発生している。写真は香港。

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香港地区ではこのところ、一般市民が被害を受ける暴力事件が数多く発生している。中国青年報が伝えた。

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57歳の李志祥さんは、通行人の邪魔をしたわけでもなければ、何かを破壊したという訳でもない。単に意見が異なっただけで、暴徒に火をつけられて重傷を負った。

また、清掃作業員の羅長清さん(70)は、暴徒が投げたレンガが頭部に当たり、命を落としてしまった。19日は羅さんの初七日だった。

19日、暴徒の暴力で負傷した本人や家族を支援するために、澎湃新聞・大公報・大公文匯傳媒集団全メディア報道センターは、上海市慈善基金会と共同で、2人の高齢者および家族のための寄付募集活動を立ち上げた。

寄付募集サイトによると、本活動は、「香港李さん・羅さん特定項目支援基金」を設立し、大陸部住民の好意や善意を集め、暴徒の被害に遭った2つの家庭を経済面で支援することにあるとしており、その寄付募集期間は1カ月で、各家庭に100万元(1元は約15.4円)ずつ、計200万元を募る計画という。

19日午後10時ごろ、寄付しようとサイトを開いたところ、開くまでにとても時間がかかり、やっとページを開けたと思ったら、寄付を完了させることができなかった。多くのネットユーザーからも「寄付金募集サイトのページが開かない」という反応が多く寄せられていた。

主催側はこの件について、「アクセス件数のあまりの多さに、サーバーが一時的にダウンしてしまい、現在、技術担当者が急ぎ復旧作業を行っている」と説明した。

19日午後11時過ぎになると、この寄付プロジェクトは「すでに終了しました」と表示された。

主催側によると、「香港李さん・羅さん特定項目支援基金」プロジェクトに集まった寄付額はすでに200万元に達し、3万人以上から寄付金が寄せられ、わずか8時間で目標が達成できたという。

多くのネットユーザーが「自分もわずかながら貢献できればと思い、寄付した」とコメントを寄せた。(編集KM)

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