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<サッカー>日韓に負け続きの中国代表、「アジア二流」をどう脱する?―中国メディア

配信日時:2019年12月13日(金) 15時40分
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中国メディア・光明網は11日に掲載した記事で、サッカーの中国代表が今後歩むべき道のりについて論じた。写真は中国サッカー協会。

中国メディア・光明網は11日に掲載した記事で、現在EAFF(東アジアサッカー連盟)E-1サッカー選手権に臨んでいる中国代表が今後歩むべき道のりについて論じた。

記事はまず「かつて、中国はサッカーというスポーツにおいて脚光を浴びていたが、最近の数試合、例えば2022年FIFAワールドカップ(W杯)のアジア2次予選は中国サッカーの悪夢と化している。過去2回のE-1選手権で、中国は日本と韓国という強敵との対戦において1試合しか勝利を収めていない」と指摘した。

続いて「1カ月前、中国代表は(W杯予選で)シリア代表に敗れ、マルチェロ・リッピ監督が2度目の辞任を表明した。彼は次の試合を前に、どうやって収束させればよいか分からないような混乱を残して去って行った。李鉄(リー・ティエ)監督はこの危機の中、チームを率いて大会に臨んでいる」と説明した。

記事は「さて、このシナリオはどこかで見たことがないだろうか?」と質問。そして、「2013年にホセ・アントニオ・カマーチョ監督が辞任し、それを引き継いだ傅博(フー・ボー)監督代行がチームを率いて日韓と戦ったときと酷似している」と指摘した。

その上で「中国サッカーは常に自らを疑い、否定している。『外国人監督が退任したら中国人監督に切り替え、中国人監督が惨敗したらまた外国人監督を起用する』という流れはアリー・ハーン監督の時代に始まり、すでに一種の奇妙な現象となっている」と指摘。「悪循環にとらわれ、方向性を見失った中国サッカーは20年前から歩みを止め、今ではアジアの二流に成り下がっている」と痛烈に批判した。

続いて「ならば、先進的な理念を掲げる外国人監督か、中国事情を理解しコミュニケーションに利のある中国人監督か、一体どちらが中国代表の監督にふわさしいのだろう」と問題提起。「多くのサッカーファンが、現在の苦境は監督が招いたものと捉えている。流れを変えるために、リッピ監督辞任後は中国人監督の起用を求める人が少なくない」とした。

記事は、次期監督候補として名が上がっているという李霄鵬(リー・シャオポン)氏についても言及しながら、暫定的に中国代表の指揮を執っている李鉄氏について詳しく分析。「李霄鵬氏ももちろん若い才能として名高いが、(同氏が監督を務める)山東魯能が今年、上海申花に敗れ中国FAカップでの優勝を逃してからは、武漢卓爾の監督である李鉄氏に流れが移っている。李鉄氏は選手時代の好調ぶりとは裏腹に、監督を務めるようになってからは目立った成績を上げられていない。もちろん、この度のE-1選手権は彼が力を証明し、周囲の懸念を打ち消す絶好のチャンスで、彼がチームを率いて韓国を征服することもあり得なくはないのだ」と説明した。

その上で、同選手権について「2008年以降、日本や韓国は大会に2軍や3軍の選手を出場させて経験を積ませるようになっている」「だが、W杯において形勢が悪く、アジアトップ4入りが難しい中国にとって、今大会が良い成績を収められる重要な機会であることは間違いない」などとした。

そして「今月10日に行われた初戦で、中国は日本に1-2で敗れ、再び日本に勝利できないという無念を経験した。試合結果だけでなく、試合全体を通して中国は優位に立てず、基本的にやられっぱなしだった。前半と後半でそれぞれ1ゴールずつ決められ、試合終了間際の董学升(ドン・シュエション)による唯一のゴールで何とか面目を保ったという形になった」と説明した。

記事は「実のところ、勝ち負けにかかわらず、中国の男子サッカーとアジア一流のチームとの距離がすぐさま縮まるということはありえない。重要なのは、リッピ氏が去った今、どのように新たな道を模索するかということだ。中国のサッカー協会とチームが、サッカーの発展の法則と中国の事情に合った正しい道を見つけられるかどうかが大切なのだ」と強調した。

最後に「“山に虎がいると知りつつ、あえてその山に入る”。ここで言う“虎”とは韓国や日本を指すわけではない。中国サッカーこそがその“虎”なのだ」と結んだ。(翻訳・編集/岩谷)

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