福岡留学でラーメンに魅せられた中国人男性、帰国後に博多ラーメン店をオープン!―中国メディア

Record China    2019年11月22日(金) 17時40分

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21日、中国の動画アプリ梨視頻の微博アカウントは、日本留学中に博多ラーメンの魅力に取りつかれて研さんを積み、帰国後に博多ラーメン店をオープンさせた中国人を紹介する動画を掲載した。

2019年11月21日、中国の動画アプリ梨視頻の微博アカウントは、日本留学中に博多ラーメンの魅力に取りつかれて研さんを積み、帰国後に博多ラーメン店をオープンさせた中国人を紹介する動画を掲載した。

吉林省出身の丑忠楠(ニウ・ジョンナン)さんは17歳で福岡県に留学。ラーメン店で2年間仕事をしたことでラーメン作りの魅力に取りつかれ、帰国後に広東省仏山市順徳区に博多ラーメンの店をオープンさせた。

店の名前は「丑男ラーメン」。豚のげんこつや背骨を12時間以上煮込んで取った豚骨スープを使用している。現地の人の味覚に合うようさっぱりとした味わいに仕上げ、独自のしょうゆベースに合わせている。具には豚肩肉のチャーシュー、メンマ、キクラゲ、ネギを添える。

そして、熱々のラーメンを提供するため、丼にはあらかじめ消毒もかねて熱湯をかけ、温めておく。スピード感を重視し、1杯を30秒以内に提供できるように心掛けているという。

丑さんのラーメンは単なる博多ラーメンのコピーではない。当初は日本で学んだレシピをそのまま使っていたが、こってりし過ぎているために現地の人に合わないことに気づき、少しずつ濃度を落としていった。また、単に味だけではなく、その店その店に特色や人情味があることがラーメン店の魅力だということにも気づき、親切で客が利用しやすい店づくりを心掛けているとのことである。

店名「丑男」は中国語で「ブサイク男」の意味だが、見た目の派手さ、美しさよりもラーメンの味や素朴さ、人情味を追い求める丑さんの心意気にマッチしたネーミングと言えそうだ。

中国のネットユーザーは「こんな夜中に……飯テロだ(泣)」「食べたい!場所を教えて!」「とんこつラーメン大好きなんだけど、とんこつ1杯で蘭州ラーメン4杯食べられるからなあ……」「見ただけでおいしそう……」「努力があってこそ、収穫があるんだよね」「何事もまじめにコツコツやることが大切だ」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

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