中国・銀聯国際、韓国のロッテグループと全面提携=訪韓観光客の利便性向上へ―中国メディア

Record China    2013年8月29日(木) 8時40分

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27日、中国銀聯は、銀聯国際と韓国小売業最大手のロッテグループが中国・上海市で提携の覚書に署名したと発表した。資料写真。

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2013年8月27日、中国銀聯は、銀聯国際と韓国小売業最大手のロッテグループが中国・上海市で提携の覚書に署名したと発表した。中国新聞網が伝えた。

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覚書によれば、双方は韓国での銀聯カード使用を共同で拡大に努め、中韓のカード発行業務を拡張する。また、連携してマーケティングを拡大して国境を越えたネット払いを推進するなど、支払業務の刷新を行う。ロッテグループの業務は多岐にわたり、中国を含む9つの国家にまたがっている。傘下の免税店、百貨店、ホテル、商店、テーマパークなどではすでに銀聯カードの利用が可能で、銀聯カードの長期所有者は優待を受けられる。ロッテのカード会社は2012年3月から銀聯カードの発行を開始、発行された銀聯クレジットカードは累計で20万枚以上で、中国国外で銀聯クレジットカードを最も多く発行した機関の1つである。

現在、韓国市場では550万枚を超える銀聯カードが発行されている。銀聯クレジットカードは署名認証式によって韓国のネット上で署名を受理したPOS端末すべてで利用が可能だ。また、カード所有者は銀聯デビットカードや銀聯クレジットカードで45万軒以上の店舗で暗証番号式により支払いを行うことができる。さらに、銀聯カードは地下鉄やコンビニ内のATMなど、韓国の半数以上のATMで引き出しが可能となっている。

銀聯国際の蔡剣波(ツァイ・ジエンボー)総裁によると、中韓両国は経済貿易や人々の交流も密接で、今年上半期に韓国を訪れた中国人観光客は174万人で前年より46%増え、たちまち訪韓外国人観光客のトップになった。韓国で銀聯カードが使いやすい環境になれば、韓国を訪れたカード持参者にとって便利になる。また、韓国の主要なカード発行機関もすでに全面的に銀聯カードを発行しており、ますます多くの韓国の人も持つようになってきている。(翻訳・編集/碧海)

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