2013年8月27日、香港の女優カリーナ・ラウ（劉嘉玲）が飲食業界に本格進出。9月には香港で3つのレストランを一気にオープンする。星島日報が伝えた。

北京や上海でバーやクラブを経営し、成功させているが、香港で飲食業界に本格進出することになった。9月12日に香港の繁華街・尖沙咀（チムサーチョイ）にスペイン料理レストラン、タパス、和食割烹の3店舗をオープンする。

スペイン料理については、現地を旅行中に知り合ったシェフの味に惚れ込み、彼に香港進出を持ちかけ、実現させた。高級レストラン「ZURRIOLA」と、軽食とお酒を楽しめるタパス「TAPAGRIA」をオープンし、幅広い消費者層をターゲットにしている。

和食の中でも京料理を愛してやまないという。京都の豆腐や漬物が大好きで、これまで何度も京都に足を運んでいる。「京旬」と名付けた割烹は、その名のとおり旬の食材にこだわった店。京都にある割烹の料理長を顧問として招き、カリーナがこだわった漬物や天ぷらを提供するなど、かなりの本格派だ。

ファッション業界はじめ、さまざまなジャンルで実業家としても手腕を発揮してきた。今回の飲食業界進出について、「食べることが好きなので、その延長線上として」と動機を語っている。自分の好きな場所に、好きな料理を並べることに無上の幸福を感じるという。（翻訳・編集/Mathilda）