有機食品のずさんな認定=「1年前まで認定書は金で買える状態」―中国

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26日、1年前まで有機食品認定証は金を払えば買えるような状態であり、認定機関が申請から実地検査まで代わりに行ってくれることもあったという。資料写真。

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2013年8月26日、星島環球網によると、1年前まで有機食品認定証は金を払えば買えるような状態であったという。

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「以前はずさんな認定があちこちでされていた。多くの企業が1〜2万元(約16〜32万円)か、良い認定機関の場合は2〜3万元(約32〜48万円)を支払えば、認定証がもらえる状態だった」と寧波七禾有机集団の何良冠(ホー・リアングワン)総監は話す。

認定機関は企業が納める認定料により成り立っている。ある認定機関などは、2万元(約32万円)ほど支払えば、申請から実地検査まですべてを代わりにやり、自ら金を出してよそから有機食品を買ってきて認定することもあったという。

しかし、2012年7月から新しい「有機製品認定実施規則」が施行されて以降、国の検査は史上最も厳しくなっている。厳罰化も進んでおり、この1年で多くの企業が認定取り消しや停止の処分を受けた。以前のように、金を払えば認定証がもらえるという現象は少なくなっている。

一方で、新しい規則では、企業は出荷するごとにサンプル検査をしけなければならないなど、企業側に大きなコストがのしかかるため、認定を自ら取り消す企業も増えているという。(翻訳・編集/北田



   

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