愛国運動としても定着、国産食材にこだわる韓国人の「身土不二」とは―中国紙

Record China    2013年8月27日(火) 12時51分

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24日、国産食材にこだわる「身土不二」の理念が韓国人の心に深く根付いている。国土の狭い韓国では国産の食材はとても貴重なものだからだ。写真は韓国料理。

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2013年8月24日、中国紙・南方都市報は「韓国人の『身土不二』」と題した記事を掲載した。

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「身土不二」とはどんな意味か?韓国では宣伝ポスターやレストランの看板、食品のパッケージなどにこの言葉をよく見かける。簡単に説明すると「あなたは韓国人なのだから、韓国の土地で生産されたものを食べなさい」という意味だ。

韓国人は「韓国は日本に似ている」と言われることを嫌がるが、「身土不二」の精神は日本にもある。日本でも「国産」と表示される食品は人気だ。韓国のレストランでも「当店の食材はすべて国産です」と看板に記している場合が多い。

韓流ドラマを見た中国人は「韓国人って、何かというと牛肉を贈り合うけど、そんなに貧乏なの?」という疑問を持つ。実際に韓国人が牛肉を贈るところを目撃した経験はないが、彼らが大切な人に贈る牛肉は韓国産の「韓牛」に違いない。「韓牛」は韓国では輸入肉より2〜3倍以上も高価だ。土地資源の乏しい韓国では畜産業はそれほど盛んではない。しかし、韓国人にとっての焼肉は「韓牛」でなければならないのだ。

「身土不二」の理念は、1613年に許浚(ホ・ジュン)の医書「東医宝鑑(トンイボガム)」の中に記されている。「人が暮らしている土地と同じ土地でできた食物を摂取することが、健康にとって一番良い」という考えは、1990年代に韓国農協中央会によって推進された大がかりな「身土不二運動」によって韓国全土に広まり、愛国運動の1つとして定着している。(翻訳・編集/本郷)

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