ニクソン元大統領の肉声テープ公表、周恩来の訪米を望んでいたことが明らかに―中国メディア

Record China    2013年8月25日(日) 20時34分

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23日、このほど公表されたニクソン元大統領の肉声テープによると、1972年に初の訪中を遂げた当時の同大統領が、周恩来首相の訪米を望んでいたことが明らかになった。写真は周恩来像。

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2013年8月23日、米ニクソン図書館が21日に公表したニクソン元大統領の肉声テープによると、1972年に初の訪中を遂げた当時の同大統領が、周恩来首相の訪米を望んでいたことが明らかになった。人民網が伝えた。

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340時間にわたる録音テープは、1973年4月9日から7月12日までホワイトハウス執務室内で録音されたもの。これにより米国立公文書館が所蔵する3000時間のニクソン元大統領の肉声テープがすべて機密解除されたことになる。今回公開された肉声テープには、当時の米中関係に言及した部分も含まれている。

録音には当時のキッシンジャー国務長官がニクソン大統領に対し、中国の指導者側から同大統領へ再度の訪中要請があったこと伝える部分や、同大統領が1972年に初めて訪中した際に周恩来首相の訪米を求めたことに関連し、キッシンジャー国務長官が「周恩来首相が国連を訪問するのが先か、あるいは個人的な立場でワシントンを訪れるのが先かを選択しなければならない」と述べ、同大統領が「国連訪問が先だ」と答える部分もあった。(翻訳・編集/本郷)

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