シンガポール大使:シンガポールは中国との関係を極めて重視している―中国メディア

Record China    2013年8月24日(土) 16時50分

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24日、新華網は記事「駐中国シンガポール大使:シンガポールは中国との関係を極めて重視している」を掲載した。リー・シェンロン首相が尖閣問題について中国を批判したとの報道について、大使が反論している。写真はリー首相。

2013年8月24日、新華網は記事「駐中国シンガポール大使:シンガポールは中国との関係を極めて重視している」を掲載した。

先日、香港メディア・大公網は、シンガポールのリー・シェンロン首相が東京で開催された国際会議において、「尖閣諸島や南シナ海で何かを勝ち取ったとしても、その代わりに名誉や世界での地位を失うことになるだろう。この件についてよく考えるべきだ」と発言したと報じた。この報道は中国で反響を呼び、官製メディアの環球時報に反論コラムも掲載された。

23日、シンガポールのLOH Ka Leung(羅家良)駐中国シンガポール大使は報道は誤っていると反論。会議での発言記録を公開した。また、シンガポール外務省も報道は発言の一部を切り取ったもので正確な報道ではないと環球時報に抗議している。

LOH大使によると、リー首相は歴史問題が日本とアジア諸国が共に歩めない原因になっていると指摘したほか、中国の台頭は周辺諸国に利益をもたらすものであり、中国に恐怖を感じる国同士が集まって包囲網を形成するような考えには明確に反対したという。(翻訳・編集/KT)

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