12日にZOZOマリンで行われた野球の「プレミア12」スーパーラウンド第2戦で、台湾が韓国に7-0で完勝。台湾メディアが選手らを「抗韓英雄」とたたえている。

台湾メディアの自由時報は、この試合で先発し、好投を見せた張奕（オリックス）ら5選手の写真に「抗韓英雄」の文字を付けフェイスブックに投稿。「台湾チームが初めて韓国を完封した」「彼ら抗韓英雄のおかげだ。112球の好投、つながった打線、堅い守備。良いゲームをありがとう」などとつづった。

また、同じく台湾メディアの中央社も、「台韓大戦に7-0で勝利。国際大会で初めてプロで編成された韓国チームを完封した！」とクラッカーの絵文字とともに投稿している。

台湾のネットユーザーからは、「素晴らしい試合だった」「台湾野球の精神が戻ってきた。本当に感動した。英雄たちよ、お疲れさま」「おめでとう！。この後の試合も頑張ってくれ」といったコメントが寄せられた。

また、2020年の総統選の国民党公認候補・韓国瑜（ハン・グオユー）氏の名前が「韓国輸（韓国が負ける）」に似ていることから、対抗する民進党の支持者とみられる観客がスタジアムで「韓国輸」の文字と韓国瑜氏の写真を組み合わせたボードなどを掲げた。ネット上では、「来年1月11日（の総統選）も（韓国瑜氏を）完封してくれ」とのコメントも寄せられている。（翻訳・編集/北田）