五輪繰り上げ開催？カウントダウン時計に誤表示―北京市

2007年4月27日朝8時、北京市三元橋に設置された、北京五輪開幕式までの時間を計るカウントダウン時計には「あと470日」と表示されている。しかしこの時間は実は間違っている。実際には開幕式まであと471日あるのだ。

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問題は日付の処理にある。「あと471日0時間0分1秒」の1秒後には、写真のように「あと470日0時間0分0秒」と表示される。しかしその1秒後には「あと470日23時間59分59秒」と時間が増えてしまう。つまり日付変更時の1秒間だけ表示がおかしいことになる。問題が特に深刻なのは、五輪開幕のちょうど24時間前。なんとこの誤表示で「あと0日0時間0分0秒」との表示されてしまい、北京五輪の開幕が24時間早まってしまうのだ。***

このカウントダウン時計はオリンピックオフィシャルサプライヤーのオメガ社によるもの。わずか1秒だけの誤表示だが、世界的なブランドであるオメガ社による「五輪繰り上げ開催」は、北京市民の間で笑い話となっている。（翻訳/編集・KT）