人民網日本語版 2019年11月13日(水) 1時0分
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11月11日は、今ではすっかり「オンライン爆買いデー」になっているが、以前は「独身デー」という位置づけだった。
11月11日は、「オンライン爆買いデー」として定着する前から、「独身デー」と呼ばれていた。58安居客不動産研究院と58同城自動車研究院はこのほど、一線・新一線都市に住む独身者を対象とした報告書「2019年独身者居住報告」を発表した。華西都市報が伝えた。
以下は報告の概要。
▼不動産購入に対する考え方
住宅購入の目的は、結婚と自分で住むため
マイホーム購入という行為について、独身者は一般的に、家を手に入れることは結婚にとって重大であると認識しており、回答者のうち、「結婚する前にマイホームを購入しておく」と考える人は57.1%に上った。また、独身者の7割以上が、「マイホーム購入は、将来結婚するために必要だから」と認識していた。このほか、「自分が住むために家を購入する」とした人の割合も7割近くを占め、この2点が、独身者が家を買う主な目的となっていた。
家を買うことは、一般には人生最大の支出であるといえる。「男性側が不動産購入費用の全部あるいは一部を負担すべき」と考える人は47.8%に上り、「男女が共同で負担又はどちらでも構わない」とした人の割合は、独身男性より独身女性の方が高かった。また、独身者の4分の3は、「マイホーム購入時には、親から資金援助を受ける」と答えたが、そのほとんどが、「親には頭金もしくは一部の額を負担してもらうだけ」としていた。
購入物件に対する嗜好では、新居を買いたいとする独身者が多く、多くの独身者が、3ベッドルームで面積が約91-120平方メートルの住まいを希望している。住宅を選ぶ際には、場所と交通の利便性を重視し、有名不動産企業が扱う住宅を選ぶ割合も高かった。
▼賃貸住宅に対する考え方
独身者の7割超が普通住宅を希望
住宅価格がかなり高い一線都市では、ほとんどの若い独身者にとってマイホームは夢であるのが現状で、賃貸が次の選択肢となる。賃料が安くかつ交通の便が良い部屋に住み、水道・電気・共益費を分担するためには、ルームシェアが最近のトレンドとなっている。
賃貸住まいをしている独身者のうち7割以上は普通住宅を借りる傾向があり、ブランド賃貸マンションを選ぶ人は依然少数派。だが、一線都市に住む独身者のブランドマンションに対する受入度は高く、年齢が比較的高く経済力がある独身賃貸派の間でも、ブランドマンションの人気は高い傾向にある。
賃貸住宅の面積と間取りについてみると、独身者が選ぶ賃貸住宅は、1ベッドルームで面積50平方メートル以下が多かった。1ベッドルームの物件を選ぶ割合は43.7%、50平方メートル以下の物件を選ぶ割合は71.8%だった。
▼外出時の交通手段に対する考え方
独身者の過半数が「マイカー購入希望」
外出時の交通手段が多くなるにつれて、独身者の外出スタイルもますますバラエティに富むようになっている。独身者の76.7%は、「通勤にはバスや地下鉄などの公共交通機関を利用している」と答え、「タクシーやネット配車(30.2%)」が続いた。
通勤スタイルの違いによって、独身者の通勤にかかる交通費にも差が広がるようになった。独身者の1カ月の通勤交通費について、「100-300元(1元は約15.6円)」と答えた人は38.8%、「300-500元」は26.3%にそれぞれ達した。また、1日の片道通勤時間は、「30-45分」とした人が33.5%を占めた。通勤中には、ゲームで時間をつぶす人が多数を占め、音楽やオーディオ読書を聴く/動画を視聴する独身者も4割を上回った。
マイカー購入については、独身者のニーズはマイホーム購入ほど高くはなかった。マイカーを持っていない独身者のうち、明確に「車を買いたい」とした人は56.2%で、このうち約7割は、「購入するときはローンを組むつもりで、1カ月の返済額上限は3000-5000元」と考えていた。
一線都市では、プラグインハイブリッド車や電気自動車への注目度が比較的高かった。マイカー価格に対する独身者の受入度は「12万―18万元」が多く、一線都市では、価格18万元以上の車に対する受入度が新一線都市を上回っていた。(提供/人民網日本語版・編集KM)
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