2013年8月21日、英国の週刊紙・エコノミストが先ごろ北朝鮮のビールについての報道記事を掲載し、欧米メディアの間で北朝鮮のビールへの関心が高まっている。韓国紙・中央日報の報道を引用し、中国・国際在線が伝えた。

【その他の写真】

米国で北朝鮮への観光を専門に扱う旅行会社では、早速このビジネスチャンスに目を付けた。同社の責任者によれば、9月4日に出発する北朝鮮への観光ツアーでは、平壌市にある大同江（テドガン）ビールの工場を含む北朝鮮の有名ビール会社3社の見学を予定している。また、来年も同様の企画を予定しているという。

報道によれば、大同江ビールの工場設備は英国のウィルトシャーにあるビール工場から購入したもので、ドイツの生産技術を導入している。2009年7月2日に放送された同ビールのテレビCMは、北朝鮮で初めてのテレビCMである。(翻訳・編集/碧海)