中国企業、元NSA局員スノーデン氏の名前を商標登録―北京市

Record China    2013年8月22日(木) 22時42分

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21日、中国・北京市のある企業がこのほど、自社で開発した電気自動車にかかわる技術情報に対し、「斯諾登(Snowden)」を商標として登録申請した。写真はスノーデン氏。

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2013年8月21日、経済観察網によると、中国・北京市のある企業が、米国の監視システムを暴露した国家安全保障局(NSA)元局員、エドワード・スノーデン氏の名前を商標に登録申請した。

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北京市のエネルギー技術会社・北京鴻遠藍翔は、同社が研究開発した電気自動車の新技術に対し、「斯諾登(Snowden)」を商標とする登録申請を中国国家工商総局商標局に提出した。その理由について、同社の責任者は「われわれが開発した新技術はスノーデン氏のように多くの機密事項が含まれており、その価値は将来さらに大きくなるため」と説明している。

北京鴻遠藍翔は「斯諾登(Snowden)」の商標登録に勢いをつけるため、北京市のメーンストリート・長安街にて「斯諾登(Snowden)」のロゴやスノーデン氏の肖像、「電気自動車の秘密技術」といった宣伝文句などで車体を飾った同社の電気自動車を走行させようと計画。しかし、車体の改装違反と長安街における宣伝車両の走行違反の容疑で交通警察に阻止され、「1回の充電で500km以上の走行可能」は証明されなかった。

商標登録の専門家によれば、社会的にマイナスの影響を与えるとの理由で「斯諾登(Snowden)」の商標が許可される可能性が高い。なお、同じ「斯諾登(Snowden)」の商標を2010年に中国の衣料品会社が登録しており、2007年には日本の化粧品および健康食品会社が「Snowden」を登録している。(翻訳・編集/本郷)

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