社会を騒がす中国の「富二代」、裕福な彼らの7つの悲劇とは?(上)―中国メディア

Record China    2013年8月22日(木) 17時50分

拡大

19日、中国の社会・経済情報サイト、九個頭條網は、中国の「富二代」と呼ばれる金持ちの子女の悲劇について報じた。資料写真。

(1 / 2 枚)

2013年8月19日、中国の社会・経済情報サイト、九個頭條網は、中国の「富二代」と呼ばれる金持ちの子女の悲劇について報じた。

その他の写真

近年、中国では好き勝手にふるまう「富二代」が度々メディアを騒がしている。庶民が汗水流す中で高みの見物ができる彼らは、その恵まれた境遇に羨望の眼差しを注がれるとともに、一部「富二代」の粗暴なふるまいが原因で白い目で見られることもある。多くの「富二代」は悩みを抱えており、自身の「富二代」という身分が不公平だと考える人もいる。そんな彼ら「富二代」にとって悲劇とはなんなのだろうか?

1、社会からの白い目。

度々伝えられる「富二代」のマイナス報道の影響もあり、世論では道徳において「富二代」は圧倒的な劣勢に立たされている。彼らはそうした社会からの批判的な見方に耐えなければならない。

2、人を信じられなくなる。

「富二代」は恵まれた環境にいるため、金銭目的で近づいてくる人もいる。自分に近づく者の目的が判断しづらい分、人と友情や愛情を築く点において、彼らは庶民よりも大きなハンディキャップを持っている。

3、人に信じてもらえない。

「富二代」は成功したとしても、親のコネや金銭による成功と見られがちで、実際に優秀で能力があっても認めてもらえないことが多い。「富二代」は表面上こそ自信に満ち溢れているが、内心は非常にもろく自尊心に欠けるといえるのかもしれない。

4、親の愛情表現が金銭を与えること。

「富二代」の親は仕事に追われ、子供に対し多くの時間を費やせられない。その代わりに自由にお金を使わせるのだが、子供は親にそばに居てもらったり、一緒に遊んだりしてほしいものだ。米国の心理学者によると、米国では裕福な家庭の子供の30〜40%がうつ病を患っている。この数字は平均より3倍高い数値で、うち10〜15%が自殺するという。(翻訳・編集/内山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携