団結・協力、連携・発展の新たな青写真を描く

人民網日本語版    2019年11月8日(金) 17時10分

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習近平国家主席はギリシャのパヴロプロス大統領、ブラジルのボルソナーロ大統領の招待を受け、11月10日から15日にかけて国賓としてギリシャを訪問するほか、ブラジル・ブラジリアで開催される第11回BRICS首脳会議に出席する。

習近平国家主席はギリシャのパヴロプロス大統領、ブラジルのボルソナーロ大統領の招待を受け、11月10日から15日にかけて国賓としてギリシャを訪問するほか、ブラジル・ブラジリアで開催される第11回BRICS首脳会議に出席する。山と海を越える今回の欧州・南米訪問は必ずや中国とギリシャ及び欧州との関係発展に新たな弾みを付け、BRICSパートナーシップの深化、グローバル・ガバナンスの整備に新たな原動力を加える。

中国の国家主席によるギリシャ訪問は11年ぶりだ。今回の訪問は一段と両国間の政治的相互信頼と伝統的友情を揺るぎないものにし、実務協力を深め、開放型世界経済の構築を後押しし、異なる文明間の交流と相互参考、和やかな共存という新たな章を記す。

近年、中国とギリシャの包括的な戦略的パートナーシップは発展し続け、各分野の友好協力は拡大し続けている。ギリシャは「一帯一路」共同建設を断固として支持し、これに積極的に参加。ピレウス港はすでに「一帯一路」協力のフラッグシップ・プロジェクトとなっている。両国は文明間の交流と相互参考を強化し、「古代文明フォーラム(ACF)」を共同発起し、諸文明が包摂的に共に歩むことを提唱している。今年4月にギリシャは中国―中東欧協力体制に加わり、中国との包括的な戦略的パートナーシップの内容をさらに広げた。これは中国と欧州の関係発展及びコネクティビティ強化にも寄与する。

第11回BRICS首脳会議が11月13、14両日にブラジルの首都ブラジリアで開催される。習主席は同国のボルソナーロ大統領の招待を受けて会議に出席する。習主席はボルソナーロ大統領と会談し、各分野の協力文書に署名する。

現在世界は過去百年間なかった大きな情勢変動に直面しており、新興国と途上国の台頭という勢いは阻止できず、団結・協力、共同自己強化の意欲が日増しに高まっている。その一方で、世界経済の新旧原動力の転換はまだ完了しておらず、保護主義と一国主義が激化し、新興国と途上国の発展に関わる外部環境は日増しに複雑化している。未曾有のチャンスと試練を前に、BRICSに目を向ける国々が増えている。第11回BRICS首脳会議は「革新的未来のための経済成長」をテーマに、世界経済発展の大計を共に話し合う。

昨年、習主席はヨハネスブルグ会議でBRICS協力を振り返り、将来の発展を展望して「BRICSは歴史の大勢を把握し、戦略的パートナーシップを深め、『三輪駆動』協力メカニズムを強固にし、第2の『黄金の10年』という素晴らしいビジョンを現実のものに変え、手を携えて人類運命共同体へと踏み出す必要がある」と指摘した。そして、今年のブラジリア会議において、BRICS首脳はさらに共通認識を形成し、共同発展を図り、公平・正義を守り、多国間主義を堅持し、グローバル・ガバナンスを整備するというBRICSの声を挙げ、不確定性に満ちた国際情勢にプラスのエネルギーを注入する。(編集NA)

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