北京冬季五輪の競技場が来年中に完成へ、京張高速鉄道は今年末に開通―中国

人民網日本語版    2019年11月10日(日) 14時40分

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国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)はこのほど、北京2022プロジェクトレビューを開催した。資料写真。

国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)はこのほど、北京2022プロジェクトレビューを開催した。同会議で、来年2月から、冬季五輪の開催に向けたテストイベント15回、冬季パラリンピックの開催に向けたテストイベント5回が開催されることが明らかになった。北京冬季五輪組織委員会は、テストイベントを通して、冬季五輪準備作業を計画・実施するほか、全ての競技場を来年中に確実に完成させ、北京市と河北省張家口市を結ぶ京張高速鉄道、北京市と河北省張家口市崇礼区を結ぶ京礼高速道路を年内に全線開通させるようにする。北京青年報が伝えた。

北京市の副市長で、北京五輪組織委の実行副主席を務める張建東(ジャン・ジエンドン)氏は、「北京冬季五輪、冬季パラリンピック開催の準備は確実に、かつ秩序立てて進められている。今年11月にはすでにテストの準備段階に入った。また、競技場の運営業務の準備も着実に進んでおり、ボランティアの募集も始まっている」と説明した。

IOCのクリストフ・デュビ五輪統括部長は、「数カ月後に、アルペンスキーワールドカップ2020北京延慶大会が開催される。IOCは北京冬季五輪組織委と密接なコミュニケーションを取り、共に準備を確実に進める」と語った。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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