中国の単身者は何に一番お金を使っているのか―中国メディア

人民網日本語版    2019年11月9日(土) 23時50分

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中国の単身者の41.6%は家賃または不動産ローンの支払いに一番お金を使っていると答え、23.3%は衣類・化粧品など日常生活での支出が一番多いとし、21.2%はペットや旅行など楽しみのための支出が最も多いと答えた。資料写真。

中国の単身者は何に一番お金を使っているのだろうか。生活情報サイトの58同城と不動産取引プラットフォームの安居客が5日に共同で発表した調査研究報告書によると、単身者の41.6%は家賃または不動産ローンの支払いに一番お金を使っていると答え、23.3%は衣類・化粧品など日常生活での支出が一番多いとし、21.2%はペットや旅行など楽しみのための支出が最も多いと答えた。中国新聞網が伝えた。

この調査研究によると、単身者のうち40%近くがペットを飼い、そのうちの40.4%は毎月ペット関連の支出が500-1000元(約7500-1万5000円)に上るという。また、単身者は依然として「住宅の購入は結婚にとって極めて重要だ」と考えるのが一般的で、57.1%が「家を買ってから結婚する」と答えた。

また、単身者の58.7%が「家を買ってから車を買う」としたが、昨年の調査に比べて「どちらでもよい」とする人の割合が目に見えて上昇し、家と車の優先順位への関心が低下した。

同報告は、「昨年に比べ、若者の家や車を所有することへの切迫感が低下し、単身者の多くは『31-35歳で自分の家と車を買いたい』とし、年齢が昨年よりも上がった」と指摘した。

興味深い現象として、単身者は「家と車の所有」を期待するが、配偶者に対する要求ということでは、家と車はそれほど「硬直的需要」ではないということだ。調査研究によると、人生の伴侶を選ぶ時には、性格が合うかどうかが単身者の最も重視する条件であり、学歴・学識、職業、さらには収入及び出身家庭、外見などが家と車の前に来ている。

同報告によると、「男性が住宅購入費用の一部または全部を負担するべき」と考える単身者は47.8%に上り、単身女性で「共同負担が望ましい」または「どちらでもよい」とする人の割合は単身男性を上回った。このほか単身者の75%が、「住宅購入時には両親からの援助を受ける」としたが、その多くは「両親に頭金または購入金額の一部を払ってもらうだけ」だという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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