便器を掃除したタオルでカップを磨く仰天ホテル!ホテル側はスタッフ個人の行為と釈明―北京市

Record China    2013年8月20日(火) 12時50分

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20日、中国・北京市にあるホテルの従業員が客室用バスタオルで便器を清掃し、そのタオルで客室内の備品であるカップなどを拭いていたことが明らかとなり、問題となっている。

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2013年8月20日、中国・北京市にあるホテルの従業員が客室用バスタオルで便器を清掃し、そのタオルで客室内の備品であるカップなどを拭いていたことが明らかとなり、問題となっている。新京報が伝えた。

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問題のホテルは、同市朝陽区にある北京美豪富邦酒店。この事実は読者から寄せられた情報により、ホテルに客室清掃員として潜入した同紙記者の取材で明らかとなった。記者が客室清掃員として実習を受けていた際、指導役のスタッフは雑巾代わりにバスタオルで便器や床を清掃し、そのタオルでカップも拭いていた。掃除に使ったタオルは洗濯後、客室用の備品として再び配置される。

19日、同ホテルの周嘉(ジョウ・ジア)総支配人はこの件について謝罪、ホテルを管理する陝西美華酒店集団と管理層が調査を行っていることを明らかにした。そして、客室用タオルを雑巾代わりに使っていた件は、個別のスタッフの行為であって、それらのスタッフは規律違反により停職処分にしたと弁明。また、事件発生後、清掃に使用する雑巾を用途別に色分けし、客室清掃員に対する指導を徹底、今後二度とこのような事態が発生しないよう改善措置を取っていることを強調した。

発覚後、北京市の衛生監督部門は調査に乗り出した。朝陽区衛生監督所の衛生監督員がホテルの衛生検査を実施。検査内容には、客室備品の消毒やスタッフの育成訓練状況のほか、備品の細菌検査などが含まれ、早ければ1週間後には結果が判明する。また、同ホテルは現在ランクを示す等級として3つ星を掲げているが、記者が北京ホテル協会のランク評価部門に確認したところ、このホテルの記録はなかった。北京市観光委員会では各部門に通達を出して、同ホテルがランクを偽って虚偽の宣伝を行っていた疑いで合同調査を進めている。(翻訳・編集/碧海)

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