李克強総理がASEANプラス1首脳会議に出席

人民網日本語版    2019年11月4日(月) 13時40分

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李克強総理は3日午前にタイ・バンコクで開かれた第22回ASEANプラス1(中国)首脳会議に出席した。

李克強総理は3日午前にタイ・バンコクで開かれた第22回ASEANプラス1(中国)首脳会議に出席した。新華社が伝えた。

李総理は発言で「現在世界経済は下押し圧力が増大し、各国に新たな厳しい試練をもたらしている。中国とASEAN諸国は共に多国間主義と自由貿易を守り、連携してリスクを防ぎ止め、共同発展を実現するべきだ。あまねく恩恵の及ぶウィンウィンを堅持し、経済貿易協力の高度化を加速する必要がある。東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉を早期に妥結し、東アジア経済統合の基礎を固める必要がある。中国ASEAN自由貿易圏高度化議定書をしっかりと実行に移し、貿易と投資の自由化及び円滑化を促進する必要がある。戦略面の相互信頼を増強し、地域の平和と安定を維持する必要がある。『南中国海における行動規範(COC)』は『南中国海における関係国の行動宣言(DOC)』のアップグレード版だ。昨年中国側は3年以内のCOC妥結を目指すというビジョンを示した。すでに各国は第1回査読を前倒しして完了し、第2回査読に入っている。各国がDOCの諸原則に従い、共に協議して決めたタイムテーブルに従い協議を積極的に推し進め、向き合って進み、南中国海の平和と安定をしっかりと維持することを希望する。世々代々の友好を堅持し、人的・文化的交流を引き続き緊密化する必要がある。メディア、衛生、教育、観光分野の協力を強化する必要がある。中国側は今後3年でASEANのために1000人の衛生行政要員と専門技術者を育成し、中国ASEANエリート奨学金などの事業を支え、民心の通じ合いを促進したい」と指摘。

「中国側は揺るぎなく平和的発展の道を歩み、互恵・ウィンウィンの開放戦略を遂行している。『一帯一路』共同建設イニシアティブをASEAN全体及び各国の発展戦略と連携させたい。現有の経済回廊輸送路の建設推進を加速し、インフラの相互接続協力を強化し、東ASEAN成長地域(BIMP-EAGA)建設を支持したい。デジタル経済、人工知能(AI)、ビッグデータ、サイバーセキュリティーなどの分野でイノベーション協力を推進したい。中国ASEANブルーエコノミーパートナーシップを築き、海洋生態系保護、海洋産業、クリーンエネルギー、再生可能エネルギー、水利技術などの分野で交流と協力を強化したい」と表明した。(編集NA)

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