【CRI時評】繰り上げ選挙で「脱EU」劇に新たなシナリオ

CRI online    2019年10月30日(水) 23時0分

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 英国議会下院は現地時間29日、ボリス・ジョンソン首相が提出した総選挙を今年12月12日に繰り上げて実施する法案を438票対20票で可決した。英国ではどの党派も単独で下院で「脱EU」の絶対的主導権を握れず、前後二つの政権が「脱EU」合意を数度に渡り下院に提出したが、さまざまな形で...

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 英国議会下院は現地時間29日、ボリス・ジョンソン首相が提出した総選挙を今年12月12日に繰り上げて実施する法案を438票対20票で可決した。英国ではどの党派も単独で下院で「脱EU」の絶対的主導権を握れず、前後二つの政権が「脱EU」合意を数度に渡り下院に提出したが、さまざまな形で行き詰った。したがって総選挙の繰り上げ実施は、「脱EU」についての膠着状態を打破する唯一の選択であり、少なくとも混乱しきった英国の「脱EU」の過程に解決の糸口をもたらすだろう。ただし、選挙結果によっては下院の議席構成が実質的に変化しない可能性がある。そうなれば、英国の「脱EU」は再び行き詰る。

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 10月28日にはEU加盟27カ国が、英国の「脱EU」の期日を弾力的に3カ月延長し、最も遅い場合には来年1月31日とすることで一致合意した。新たな期日が決まった後にドナルド・トゥスク欧州理事会議長は、SNSを通じて「最後の延期になるだろう。この時間を最大限に使ってほしい」と表明した。

 英国の「脱EU」は、英国人政治家の知恵と当事者能力を試している。16歳の英国人少女がBBCのある時事番組で述べたように、「脱EU」の本質は英国の政治家が党利党略のために起こした「権力ゲーム」だ。この政党の利益を国の利益よりも優先させた政治芝居は、今後数世代に渡って英国人の生活に影響を及ぼすだろう。(CRI論説員)

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