中国で大ヒット中の映画、原作は東野圭吾の「パクリ」?―中国メディア

配信日時:2019年10月30日(水) 16時50分
中国で大ヒット中の映画、原作は東野圭吾の「パクリ」?
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中国メディアの観察者網の28日付の記事によると、中国で公開され人気を博している映画「少年的你」の原作小説に東野圭吾氏の作品の盗作疑惑があることについて、同作の監督がコメントした。写真は東野圭吾の中国語の書籍。
中国メディアの観察者網の28日付の記事によると、中国で公開され人気を博している映画「少年的你」の原作小説に東野圭吾氏の作品の盗作疑惑があることについて、同作の監督がコメントした。

「少年的你」は10月25日に公開されたばかりだが、中国での興行収入は3日間ですでに6億元(約90億円)を突破。中国の映画情報サイト「猫眼」のレビューでは10点満点で9.6点という高い評価を受けている。

しかし、同作の基となったネット小説家・玖月晞氏の作品「少年的你,如此美麗」には、かねてより東野圭吾氏の小説「白夜行」と「容疑者Xの献身」の盗作ではないかとの疑惑が一部で浮上していた。

記事は、「この盗作騒動はおそらく映画の足を引っ張ることになるだろう」とし、同じく映画情報サイトの「豆瓣」(douban)の評価が公開当初の8.8点から8.5点に下がったことを紹介した。レビュアーが寄せた「東野圭吾の雰囲気がかなり濃い」「(役者の)演技は良かった。でもこれパクリじゃないの?」「パクリ映画がこんなに高い点数を取れるなら、パクられた方はどう思うか」といったコメントが影響しているようだ。

東野圭吾氏は中国でも人気が高い作家だ。盗作騒動について記事は「玖月晞氏の作品は本が好きな人、特に東野圭吾のファンらを非常に怒らせた」と指摘した。あるファンからは、「東野圭吾は若いころ苦労した作家で、40代でやっと花開いた。玖月晞は東野圭吾の作品を混ぜて作ったストーリーで軽々と名声を手に入れ、(映画化によって)高い改編料と版権料を手にした」との批判の声が上がっているという。

記事によると、玖月晞氏の小説の「豆瓣」でのレビューは、注目度が高いものから最新のものまでパクリを指摘・非難するもので埋め尽くされている。代表的なものは「『容疑者X』と『白夜行』をごちゃまぜにしたのは明らか」「こんなに明らかなパクリなのに。編集者が目を通さずに出版したというのか」「パクリだと知りながら面白かったからと高評価を付けるレビュアーは恥知らず」などだ。なお、玖月晞氏はこれまで騒動について正式にコメントしたことは一度もないという。

27日に行われた会見で、この問題について問われた同映画の曾国祥(ツォン・グオシアン)監督は「私は(玖月晞氏の)原作を一度読んだだけ。映画は原作を基に大幅に改編し、撮影に適した部分だけを残した。映画の中の人間関係、ストーリー設計などは原作とは大きく異なる」と述べた。また、盗作騒動については「知っている」とした上で、「その本(白夜行)は読んだことはない」と答えている。(翻訳・編集/北田
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