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文大統領の母親が死去、中国ネットからは激動の生涯をねぎらう声

配信日時:2019年10月30日(水) 15時10分
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韓国の文在寅大統領の母である姜韓玉氏が29日夜、老衰によって92歳で死去した。写真は巨済島の古県城(Wikipedia/Kang Byeong Keeより)。

韓国文在寅(ムン・ジェイン)大統領の母親である姜韓玉(カン・ハンオク)氏が29日夜、老衰のため92歳で死去した。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でも梨視頻などの中国メディアが報じ、多くのネットユーザーがコメントを寄せている。

文大統領と夫人は同日、釜山市内の病院で姜氏の最期をみとった。遺志に即して葬儀は家族葬とし、弔問や弔花は辞退する意向だという。

梨視頻は同投稿に、姜氏の一生を紹介する動画を添えた。動画では、「姜氏は朝鮮戦争時の1950年に、北朝鮮の興南港から夫と共に(韓国の巨済島へと)南下し、その後は鶏卵の販売を生業にして5人の子どもを育て上げた」と説明した。

文大統領も以前、取材を受けた際、「当時の巨済(コジェ)島ではどの家もニワトリを飼っていた。母は周りから卵を買い取ったあと、私を背負い、そして卵を頭に乗せて、釜山へと向かった」と語っている。

姜氏はまた、2004年に南北離散家族事業を通して北朝鮮で生活していた妹と再開したことも、当時大きな話題となった。文大統領は以前、「母が北朝鮮の親族と生き別れているということが、私の離散家族問題に対する関心をより一層強めた」「死ぬまでに、北朝鮮にいる母方の親族に会いに行き、祖母の家を訪ねられたとしたら、もう思い残すところはない」などとも語ったという。

姜氏の訃報は一時、微博の検索キーワードランキングの上位にランクインした。中国のネットユーザーからは、「偉大な母親だ」「韓国では超越した勇気を持つ人物だけが、大統領になれる」などのコメントが寄せられた。

このほか、あるネットユーザーが書き込んだ「巨済を旅行したときに文大統領の生家を見た。貧しい村にあって、古くて寂れた家のそばには紫陽花が咲き誇っていた。私にとっては忘れられない光景だ」というコメントも多くのユーザーの共感を集めた。(翻訳・編集/岩谷)

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