まもなく開幕の輸入博に行って中国の素晴らしさを味わおう

人民網日本語版    2019年10月30日(水) 13時40分

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第2回中国国際輸入博覧会の開幕が近づき、大きな船、コンテナで運ばれた世界各地からの展示品が上海に続々と到着している。

第2回中国国際輸入博覧会の開幕が近づき、大きな船、コンテナで運ばれた世界各地からの展示品が上海に続々と到着している。人民日報が伝えた。

準備作業が相次いで完了すると、一部の企業は情報窓口を設置し、輸入博の最新の動きをいち早く伝えるようになった……

1年に及ぶ細心の準備を経て、「ますます良くなる」輸入博がまもなくその時を迎える。世界中の企業も昨年交わした「(来年の)11月5日から10日まで、また輸入博で集まろう!」という約束を果たしにやって来る。

輸入博の開催は時代の流れに応じたものであり、その誘致力とカリスマ力は非常に強い。2018年の第1回輸入博は世界中の注目を集めるほどの成果を上げた。172の国・地域、国際機関が参加し、企業3600社あまりが参加し、80万人以上が会場を訪れて調達の商談を行ったり、体験に参加したりし、年間ベースでみると、意向成約額は累計578億3千万ドル(1ドルは約109.0円)に上った。出展国の範囲、展示ブースの面積、企業の数と質、バイヤーの規模、来場者数はいずれも予想を上回った。初の開催にして世界10大ビジネスイベントに躍進し、輸入博は国際博覧会史上における画期的試みとなった。

第1回の成功は海外の出展企業を非常に強く勇気づけた。第2回に出展する国・地域、国際機関、企業の数は第1回を超え、展示面積も30万平方メートルから36万平方メートルに増えて大幅に増加した。出展企業のうち世界トップ500社と各業界のリーディングカンパニーが250社以上出展し、より多くの新製品、新技術、新サービスが「世界で初めて発表され、中国で初めて展示される」。

輸入博の誘致力はなぜこれほど強いのか。第1回の「反響」と第2回への期待から誘致力の一端がうかがえる。

——輸入博では新製品をすぐに試し、導入することができる。昨年の輸入博で、バングラデシュのダダバングラ社はジュートの手工芸品を出展し、会場では特色ある製品として来場者の人気を集めた。その後、この商品は上海高島屋のアートスペースで扱われるようになった。2回の博覧会に出展する最大の日用化学品メーカー・ロレアルは輸入博を、新製品を導入し、人気商品を生み出す「加速装置」と位置づける。ロレアルが昨年の輸入博で初めて発表した4大ブランドは、すべて中国市場で販売されるようになり、多くの新製品が爆発的な人気商品になった。今年は1千点を超える展示品をひっさげ、数量は第1回の倍になり、このうち約3分の1は中国の消費者に初めてお目見えするものだという。

——ここでは中国の消費の拍動を感じることができる。輸入博の会場には世界各地から目の肥えた来場者とバイヤーのチームがやって来て、その話を通じて中国市場に関する新しい知識を得ることができる。たとえば第1回の会場でのヒントを受け、これまでずっと大口取引モデルを続けてきたブラジルの牛肉ブランドが、少量パッケージの製品を打ち出したことから、中国の一線都市はもとより、西南地域、東北地域などの三線都市までカバーするようになり、売り上げが大幅に増加した。

——ここでは最良の協力パートナーを見つけることができる。ステンダーズは欧州のスキンケアブランドで、第1回輸入博を通じて知られるようになり、大勢のバイヤーとの間で終了後にさらなる交渉が行われた。少し前には、中国石化(深セン)電子商務有限公司とステンダーズが調達意向書に調印し、中国石化のガソリンスタンド、ECプラットフォーム、易捷コンビニなどのルートでステンダーズブランドの特色ある製品が手に入るようになった。

——ここには世界中の熱意あるバイヤーが集まっている。昨年の輸入博で、ジョンソン・エンド・ジョンソンの展示ブースは各国の政府代表団を受け入れ、中国の有名病院50カ所以上と調達覚書に調印した。ドイツの家電メーカー・フォアベルクは昨年、子会社のスマート掃除ロボットを出展して成功した。今年はすでに中国市場に進出している傘下のブランドを集中的に展示する。会場では、たくさんの医療機器、製造設備、精密機器などの展示品が並び、ふさわしい買い手が現れるのを待っている。

ここは中国市場に進出するための最良のプラットフォームを提供する。ルイス・ロード・クリーマリーはニュージーランドの乳製品ブランドで、ここ2年ほど中国市場進出の準備を進めてきた。今年の輸入博には自国市場で人気の高いチョコレート牛乳とイチゴ牛乳を展示し、中国の消費者に紹介する。同社のオニキ社長は、「第1回輸入博が成功し、ルイスを含むニュージーランドの現地ブランドの多くがこの無限の発展の潜在力を備えた中国の巨大市場をより重視するようになった。輸入博というチャンスを通じて、中国市場における当社製品の長期的発展のための着実な基礎を打ち立てたい」と述べた。

ロレアル中国法人のファブリス・メガバーン最高経営責任者(CEO)は、「第1回輸入博の成功は国際貿易発展の歴史における画期的試みであり、人々は規模がさらに大きくなり、質がより高くなり、イベントもより盛りだくさんになった今年の第2回に非常に期待している」と述べた。

ゼネラル・エレクトリック(GE)国際業務部門の段小纓社長兼CEOは、「輸入博は出展企業にブランドや技術の実力、製品のラインナップやソリューションを展示する絶好のプラットフォームを提供するだけでなく、GEを含む多くの海外企業にとって、内容が豊富で、得がたい貴重な国際交流のきっかけでもある」と述べた。

フォアベルク中国エリアの査生社長は、「輸入博は中国の巨大市場を展示するだけでなく、優良な海外企業の中国進出を支援する中国政府の誠意を示す場でもある。よって当社本部は中国市場により多くの資源を注ぎ込むことを決定した。世界のたくさんの多国籍企業の共通認識として、中国市場には無限大の潜在能力があるということは、私たちも深く知っている。フォアベルクは最大の熱意を胸に抱いて、2019年輸入博で中国の消費者と向き合いたい」と述べた。(編集KS)

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