香港映画特集「パン・ホーチョン、お前は誰だ!?第2弾」 8月24日スタート

Record China    2013年8月16日(金) 12時10分

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24日、香港映画の鬼才に迫る特集上映「パン・ホーチョン、お前は誰だ!?第2弾」が、東京で2週間限定開催される。写真は最新作「低俗喜劇」。

2013年8月24日、香港映画の鬼才に迫る特集上映「パン・ホーチョン、お前は誰だ!?第2弾」が、東京・シネマート六本木で2週間限定開催される。初期の短編から最新作まで8作品を一挙紹介。奇想天外な“パン・ホーチョンの世界”が堪能できるラインナップだ。

パン・ホーチョン(彭浩翔)は1973年、香港生まれ。14歳から自主製作映画を撮り始め、92年ごろにテレビ局で脚本家として活動を開始。01年に「ユー・シュート、アイ・シュート」で長編監督デビューした。一筋縄ではいかないストーリー展開、辛らつなブラックユーモア、痛烈な社会批判、独特の映像美などが特徴で、中国返還後の香港映画界を担う作り手の1人として知られる。日本でも東京国際映画祭で特集が組まれるなど、熱狂的なファンも多い。

今回の特集上映は2011年に続き2年ぶり2度目。前回も上映された初期の短編「夏休みの宿題 暑期作業」(99)、アダルトビデオを介した青春群像劇「AV」(05)、日本で初の劇場公開作品となった「ドリーム・ホーム 維多利亞壹號」(10)など5作品のほか、ラブコメディー「恋の紫煙」2部作、最新作「低俗喜劇」(12)も新たに加わった。

中でも注目は、人気俳優ショーン・ユー(余文楽)とミリアム・ヨン(楊千[女華])のコンビで撮った「恋の紫煙 志明與春嬌」(10)、「恋の紫煙2 春嬌與志明」(12)の2部作。街角の喫煙所で出会った化粧品販売員と年下の広告マンが、香港・北京と場所を移し、恋に仕事に揺れる様子を追う。広東語のスラングを全編に散りばめ、軽妙なタッチで描く都会派喜劇だ。(文/遠海安)

作品写真:(c)Making Film/(c)Golden Scene/

(c)2012 Sun Entertainment Culture Ltd.All Rights Reserved.

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