韓国の気象競争力に危機?予報が外れる“悪循環”の実態とは

配信日時:2019年11月3日(日) 8時0分
韓国の気象競争力に危機?予報が外れる“悪循環”の実態とは
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28日、韓国・KBSは、韓国の気象競争力に危機が訪れているとして、その実態を報じた。写真は韓国の趙慶哲天文台。 
2019年10月28日、韓国・KBSは、韓国の「気象競争力」に危機が訪れているとして、その実態を報じた。

記事はまず、韓国気象庁の「多忙さ」を伝えている。天気図や衛星観測映像などの資料が次々と送られてくるため、職員は一晩中一息つく暇もないほどという。「24時間体制で8連勤、2日に1回の夜勤など過酷な環境のため、ここ5年で予報業務担当150人のうち8人ががんなどで死亡したり、休職したりした」と伝えている。

また、さらに厳しいのは「一度でも予報を外すと殺到する非難」だという。その負担のため職員の半数以上が気象庁の「華」である予報官の仕事を避けるため、予報官の養成が難しく、さらに正確度が落ちるという「悪循環」が繰り返されているという。

記事は最後に「気象情報は今や国家の競争力になる時代。異常気象が増えるほど予報官の役割が重要にならざるを得ない」と懸念を伝えている。

これを受け、韓国のネット上では「本当にお疲れさまです」と気象庁職員をねぎらうコメントをはじめ、「必要なところには人が足りない、使えない国会議議員ばかりがあふれている」「公務員の行政職ばかり優遇する傾向があると思う」など問題を指摘する声、「年俸を3倍アップして優れた人を採用して」「技術職をもっと採用すべき」など解決策を提案する声も上がっている。

また「30年前の天気予報はかなり正確だった。今より技術が良かったわけじゃないけど。何が問題?」「天気予報が当たらない理由は、昔と違ってコンピュータにあまりにも依存してるから」との声のほか「予報はあくまでも予報。それなのに人々はどうしてそれを認められないの?」との声も見られた。(翻訳・編集/松村)
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