80年代生まれの裸一貫組富豪番付 黄崢氏が1350億元でトップ

人民網日本語版    2019年10月29日(火) 19時10分

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世界の富豪番付を作成する胡潤研究院はこのほど「2019年胡潤80後裸一貫組富豪番付」を発表した(80後は1980年代生まれ)。

世界の富豪番付を作成する胡潤研究院はこのほど「2019年胡潤80後裸一貫組富豪番付」を発表した(80後は1980年代生まれ)。それによると、ECプラットフォーム・拼多多の創業者で39歳の黄崢氏が、過去1年間に一日あたり資産を約1億元(1元は約15.4円)増やし、昨年より400億元多い資産額1350億元で、80後の裸一貫組富豪のトップに立った。また「2019年胡潤富豪100人番付」のベスト10入りした初めての裸一貫組80後富豪にもなった。成功した80後創業者の資産は主にソフトウェアサービス、ブロックチェーン、メディア・エンターテインメントから生まれ、この3大業界で番付の4割以上を占めた。オンラインゲームの割合は最も大きく減少し、昨年の半分に減った。中新経緯が伝えた。

番付をみると、拼多多の黄氏は昨年は1日約1億元資産を増やし、昨年より400億元多い資産額1350億元で80後裸一貫組富豪のトップに立ち、胡潤富豪100人番付のベスト10入りした初めての80後裸一貫組富豪にもなった。ニュースアプリ「今日頭条」とショート動画共有アプリ「抖音」(TikTok)を創業した36歳の張一鳴氏は昨年より300億元多い資産額950億元で、2位の座を保った。ドローンの大疆創新(DJI)の創業者・汪滔氏は資産額が前年比4%増の470億元で3位、オフライン・オンライン教育事業の学而思集団の創業者・張邦■(品の口が金)氏は同22%増の440億元で4位だった。汪滔氏も張邦■氏も39歳だ。この4人は今年の胡潤富豪100人番付にも名を連ねた。

番付をみると、80後の創業者で資産額が20億元を超える人が54人おり、昨年より4人多かった。平均資産額が初めて100億元を突破して、111億元になった。成功した80後創業者の資産は主にソフトウェアサービス、ブロックチェーン、メディアエンターテインメントから生まれ、この3大業界で番付の4割以上を占めた。オンラインゲームの割合は最も大きく減少し、昨年の半分に減った。具体的にみると、ソフトウェアサービスはゲームを抜いて、成功した80後創業者の資産が生まれた主な分野となり、番付入りした人は昨年より3人多い10人だった。ブロックチェーンは1人増えて8人が番付入りし、メディア・エンターテインメントは1人減って5人になった。ゲーム、人工知能(AI)、フィンテック、EC、教育工学はそれぞれ4人、ロボットは3人、投資は2人、新小売、シェアリングエコノミー(共有経済)、新エネルギー自動車、従来型製造業、貿易、外食はそれぞれ1人が番付入りした。

胡潤百富の会長兼首席調査研究員のルパート・フージワーフ(胡潤)氏は、「こうした若い創業者がどのような産業をカバーするかに人々は関心をもつ。なぜならそれらの産業はこれから最も発展の潜在力を発揮する産業だからだ」との見方を示した。(編集KS)

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