テレサ・テンや「パプリカ」を熱唱!第22回日中カラオケコンクールが大盛況、豪華ゲストも出演

Record China    2019年10月29日(火) 15時40分

拡大

今月25日夜、日中通信社が主催する第22回日中カラオケコンクールの決勝大会が東京都練馬文化センターで行われた。

(1 / 6 枚)

今月25日夜、日中通信社が主催する第22回日中カラオケコンクールの決勝大会が東京都練馬文化センターで行われた。

その他の写真

同大会は外務省や駐日中国大使館などが後援。「日本人の出場者が中国語の歌を、中国人の出場者が日本語の歌を交互に歌う」という独自のスタイルで日中両国の民間交流を深めてきた。

中国の建国70周年、そして日本の令和元年に当たる今年は、東京都池袋で行われた予選に4歳から79歳までの約150人が出場し、34組(43人)が決勝大会に進んだ。

当日は、国内は愛知県や広島県、国外はギリシャのアテネからも出場者が駆けつけた。テレサ・テンの「夜来香」や人気中国映画の主題歌となった「一次就好」や、NHKの2020応援ソングの「パプリカ」など、バラエティー豊かな日中の楽曲が披露された。出場者らはそれぞれの楽曲に合った衣装や小道具を用意するなど、目と耳で観客を楽しませた。

全パフォーマンスの終了後、審査中に行われる特別ゲストによるライブも、同大会の大きな目玉だ。一昨年は中孝介さん、昨年は酒井法子さんと、これまで日中両国に活躍の場を広げる豪華ゲストが登場してきた。

今回は日本でミリオンセラーを記録した代表曲「四季の歌」が中国でも親しまれている芹洋子さんが登場。北京でたびたび公演を行ってきたという芹さんは、MCにところどころ中国語を織り交ぜたり、中国の有名な童謡「大海啊、故郷」を中国語と日本語で披露したりするなど、日中の観客の心を掴んだ。

結果発表では、日本人は「新不了情」を情熱的に歌い上げた石井遊太郎さんが、中国人は高橋真梨子さんの「フレンズ」を熱唱し観客を聴き入らせた烏紅霞(ウー・ホンシア)さんが、それぞれ最優秀賞を勝ち取った。2人には賞品としてペア上海旅行が贈られた。

昨年の日本人最優秀賞に輝いた坂口涼さんは、今年はデュエットに挑戦し特別賞を獲得。「優勝できなかったのは残念ですが、今年も大会に参加したことで日中のカラオケ友達がたくさん増えました。今後も中国の歌を歌い続けていきたいです」と笑顔で話した。

主催した日中通信社の張一帆会長は、「歌声を通して友好を伝え、歌声を日中友好の架け橋としたい。今後もこの大会を継続し、日中の友人一人ひとりに、歌声で平和を愛する真摯な気持ちを表現してもらいたい」と話している。(編集/岩谷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携