新型コロナがiPhone12のカメラモジュール供給に影響か―中国メディア

Record China    2020年3月3日(火) 9時20分

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2日、IT之家は、新型コロナウイルスがiPhone12のカメラ供給に影響を与える可能性があると伝えた。写真は韓国のアップルストア。

2020年3月2日、中国メディアのIT之家は、新型コロナウイルスiPhone12のカメラモジュール供給に影響を与える可能性があると伝えた。

記事は、「サムスンLG Innotekは週末に韓国の工場を閉鎖させられた」と紹介。「これらの工場は、韓国で新型コロナウイルスの感染が爆発的に増加している大邱市に近い亀尾市に位置している」と指摘した。

その上で、「LG Innotekは、iPhoneにカメラモジュールを供給しているため、アップル社にとって非常に重要な工場である」とし、「ロイター通信によると、この工場は月曜日に消毒作業を行っているが、工場を再開できるかどうかは経過を見る必要がある」とも伝えている。

また、記事は「LG InnotekはアップルのiPhone12のカメラモジュールを供給していた可能性がある」と指摘。「LG Innotekの工場閉鎖が数日程度であれば、iPhoneのカメラモジュールの生産に与える影響は大きくないが、今のところどのような状況かははっきりと分かってはいない」としている。

さらに、「最近、フォックス・ビジネスのインタビューに応じたティム・クックCEO(最高経営責任者)は、中国の新型コロナウイルスの状況について楽観的な見方をしていた。クックCEOは、iPhoneの部品は世界中のさまざまな地域から供給されていると強調しており、特に中国では政府が新型コロナウイルスをうまく制御しているとの見方を示した」とも伝えている。

一方で、「新型コロナウイルスが世界的な問題となるにつれて、アップルのサプライチェーンが途絶える可能性もある」とも指摘した。(翻訳・編集/山中)

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