安倍首相は終戦記念日に靖国を参拝するのか、閣僚の意向に中韓から注目集まる―中国メディア

Record China    2013年8月14日(水) 5時16分

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13日、終戦記念日が迫り、安倍内閣の閣僚による靖国神社への参拝に注目が集まっている。写真は靖国神社。

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2013年8月13日、終戦記念日が迫り、安倍内閣の閣僚による靖国神社への参拝に注目が集まっている。ラジオ・中国の声「全球華語広播網」が伝えた。

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68年前の8月15日、日本は無条件降伏を宣言した。そして、毎年8月15日になると、「靖国神社」がデリケートな言葉として浮上してくる。今年、安倍内閣では、一部の閣僚が8月15日の参拝を表明しており、一部の閣僚は態度を曖昧にしている。

参拝する可能性があるのは3人で、9人が参拝しないと表明、他の閣僚は態度を表明していない。8月15日に参拝する意向を表明しているのは稲田朋美行政改革担当相だ。新藤義孝総務相、古屋圭司拉致問題担当相は態度を表明していないが、参拝の可能性を示唆している。参拝しない意向を表明しているのは麻生太郎副総理、小野寺五典防衛相ら9人。菅義偉官房長官、岸田文雄外相らは態度を明確にしていない。

韓国紙・中央日報日本語版は12日の社説で、安倍内閣の閣僚が8月15日に参拝しないよう求めている。中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は8月6日、日本の政治家がいかなる形式、身分で靖国を参拝しようと、その本質は軍国主義による侵略の歴史を否定するものであるとして、受け入れることはできないと述べた。

安倍首相は態度を明らかにしていないが、右翼の代表的人物として、国際社会の幅広い懸念を呼んでいる。在任期間中、安倍氏は小泉首相の靖国参拝によって引き裂かれた日中関係を修復し、首相は靖国に参拝しないという先例を作った。だが、首相辞任後は参拝している。

今年、8月15日に安倍首相は靖国を参拝するのだろうか。首相官邸からの情報では、安倍首相はこの日に参拝すれば中韓との関係がさらに悪化すること、米政府が日本の「右傾化」に対し懸念を強めることになることを認識している。8月15日に参拝しなくても、与党内では安倍首相が10月の秋季例大祭には参拝する可能性が高いとみられている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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